こんにちは。アナウンサーの須藤です。
先週の『こでらんに５next』―レッツゴーキャンパスーのコーナーに
郡山女子大学の
片平菜々さん（左）と渡邊咲良さん（右）が
出演してくれました。
また、２人を日ごろ指導している郡山女子大学短期大学部地域創生学科の
會田容弘先生も駆けつけてくれ、スタジオはいつもよりアカデミック空気です。
考古学を大学で学んでいる2人が話してくれたのは
「発掘」の面白さ。
そう彼女たちは、遺跡を掘っているのです。
掘っているのは会津にある「笹山原遺跡」は、
なんと３つの年代の土器などが出土するそうです！
３つの年代とは平安時代・縄文時代・旧石器時代。
面白いことに掘ってみると、地表に近い順に平安時代・縄文時代・旧石器時代のものが出てきます。
私はてっきり1つの遺跡からは1つの年代のものが出土するとばかり思っていました。
驚きました……
旧石器時代に生まれていたコミュニティが消え、
そこに縄文人が暮らし、それがまたすたれ、
平安時代、そして現在と私たちが暮らしていると思うと面白いですね。
皆さんの住んでいる家の下の地下にも、
かつて様々な年代の人が生きていた形跡が眠っているかもしれませんね。
また、2人は発掘の面白さを子どもたちに伝えるための「展示会」にも力を入れています。
その一つ、「土器パズル」に佐藤さんと私も挑戦しました。
土器の写真をヒントに、土器の破片を組み立てていくパズルです。
どの面同士がくっつくのか分からず本当に難しいです…。
実際に2人の研究室では出土した数万点という土器の破片の中から、
どんな形かも最初は分からないまま頭の中で土器を想像しながらくっつけていきます。
出来上がった時の達成感がクセになるそうです。
去年の発掘調査は新型コロナウイルスの影響で中止となってしましました。
ことしは、まだ検討中とのことです。
今後も「発掘ガール」の活動に注目です！
投稿時間:15:36
