長崎の教会

長崎県
2016年1月22日 放送

長崎県にあるカトリックの教会は130以上。年間50万人以上が訪れる国宝・大浦天主堂や五島列島にひっそりたたずむ世界遺産候補にもなっている石造りの教会など、個性豊かな教会群が訪れる人々を出迎える。この教会を守り続けてきたのは、250年に渡るキリスト教への迫害を乗り越え信仰を続けてきた信者たちと、教会とともに生きる地域の人たち。長崎には、教会と祈りを大切にする暮らしが根付いている。
自分たちの手でつくった教会を守り続ける小さな集落の信者たち。海の上で船員の無事を祈る巻き網漁の船長。生まれ育った島の教会に戻ってきた新人神父。そして未来の神父を目指す神学校の子供たち。原爆で悲しみを背負った人々を励ましたのも教会の鐘の音だった。暮らしのすぐそばに教会が溶け込んでいる、長崎の人たちの祈りの物語。

紹介したトピックス
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旅のとっておき

「長崎の教会」の回を担当させていただいた中村と申します。初めて長崎の大浦天主堂を訪れたのは、10年前の修学旅行。当時は、教会と祈りがこれほど根付いていることなど全く知りませんでした。今回の制作で、長崎の人たちの意思の強さと、懐の深さとを感じました。もしかしたら、教会を初めて巡る方もいらっしゃるかもしれません。続きを読む

ポスター
長崎の教会
[写真]三沢博昭
[協力]カトリック長崎大司教区
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