福島 三春

福島県
2015年5月29日 放送

樹齢千年以上の大桜「三春滝桜」を中心に、桜の木が地域に1万本はあるとも言われる桜の国、福島県の“三春”。福島県を南北に貫く阿武隈高地の山間にあり、人々は小さな山に抱かれた土地で狭い田畑を耕し、「それぞれの桜」を育てながら暮らしてきた。
江戸時代の領主が桜を愛し、守ることを奨励してから数百年、三春の人々にとって春は、桜の木の下に、触れあいと華やぎが生まれる時。
番組では、昔から今日まで連綿と続く、桜を中心とした人と人とのつながりが生きる土地、
“三春”の春を描いてゆく。

<オムニバス項目(抜粋)>
●滝桜は「われらが桜」
 …滝桜を中心に、桜と共に生きてきた滝地区の人々
●桜とともに60年
 …集落の一本桜に見守られ、町へ行商に向かい続けてきた野菜売りのおばあさん
●“笑顔”に込められた営み
 …三春藩時代から続く張り子人形の里に伝わる“ひょっとこ踊り”
●春まだ遠く
 …滝桜の子孫の苗木を、原発事故で避難指示が続く故郷に植える男性。

旅のとっておき

「福島 三春」を担当した福島放送局の大嶋と申します。
福島県といえば、みなさんどこを思い浮かべるでしょうか。言わずと知れた観光地「会津」。そして4年前の大震災以来、不本意な形で有名になってしまった海側の地域「浜通り」がすぐに思い浮かぶかと思います。しかし、福島にはその二つの地域の間にもう一つ地域が存在します。続きを読む

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桜写真:青木千波/岡田正人/越野龍彦/迫文彦/タケウチトモユキ/竹内康訓/田澤純/中島健藏/橋本タミオ/星井欣/柳澤俊次/油谷勝
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