こんにちは。
「風の向こうへ駆け抜けろ」前編が放送されましたね!後編が待ちきれないスタッフSがお届けします。
極力ネタバレ無しでまいります。まだ前編をご覧になられていない方もご安心ください。
というわけで、今回は「牧場編」!
競走馬にとって牧場とは、産まれ、育ち、最期を過ごす場所でもあるのです。
牧場の種類は大きくわけて3つ。産まれた子馬を一歳の秋ごろまで育てる「生産牧場」、
競走馬としての基礎体力や躾を身に着けさせる「育成牧場」、そして、引退馬や休養馬を預かる「養老牧場」です。
瑞穂たちがフィッシュアイズと出会ったのは、光司と昔馴染みの厩務員、谷賢三が働く育成牧場。
「半沢直樹」の半沢の親友役としてもお馴染みの丸一太さんですが、
このドラマでは完全にベテラン厩務員の風格です。
カメラをむけるとたくさんポージングしてくださるなどお茶目な一面も。
丸さん、実は北海道の養老牧場で短期間ですが働いていたそうです。
人と馬の物語についてお聞きした興味深いお話は、一部ドラマに生かしています。ご期待ください。
丸さんは晴男? 牧場での撮影は順調に…と思っていましたが、
危険を伴う難しい撮影が…それは、フィッシュアイズが暴れるシーンです。
ご覧の通り、お馬さんの脚というのは筋骨隆々!近くで見ると迫力満点です。
450キロを超える馬体で、時速60キロ以上のスピードで走るための脚です。
この脚で蹴られると、ヘタをすると大怪我を負うこともあります。
馬は、意外と臆病で繊細なのです。
暴れる馬に近づく撮影。カメラやマイク、多くの撮影スタッフに囲まれ、お馬さんの緊張感はピークに。
張り詰めた空気の中、細心の注意を払いつつ撮影が行われました。
そんな中、暴れるお馬さんに臆することなく優しさで包み込む板垣さんは、まさに誠そのものでした。
ちなみに実際の育成牧場でも、お馬さんたちは若く、最初は人と馬の信頼関係が十分でないため、
常に危険と隣り合わせだそうです。
そんなお馬さんが徐々に人と心を通わせ合い、競走馬として成長していく過程を見届けられるのが、
そこで働く厩務員さんのやり甲斐でもあるそうです。
そのことを思いながら、誠を演じる板垣さんの動きを見て下さい。
自然すぎてわからないかもしれませんが、プロの方でも苦労されている馬の気持ちをつかみ馬と接する板垣さんの動きはこのドラマの肝でもあります。
ドラマを観て競馬に興味を持たれた皆さんも、競走馬や競馬界を支える牧場という場所で尽力されている方々に、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
フィッシュアイズと共に新たなスタートを切ったチーム緑川厩舎!これからの快進撃に期待です!
最後に大事なお知らせがあります!
好評のドラマの前編が、後編の放送を前に25日(土)の朝10時5分から再放送が決まりました。
25日(土)は、朝から夜まで「風の向こうへ駆け抜けろ」で楽しんでください。
新たな後編の見どころは、次回もお伝えしていきます。
それでは、また次のスタッフブログでお会いしましょう!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:12 | カテゴリ:風の向こうへ駆け抜けろ