第6話をご覧くださった皆さん、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
今夜の舞台のひとつとなった、老夫婦(イッセー尾形さん・角替和枝さん)が住む家。ロケ地である古民家は、神奈川県相模原市内にあります。映像で見ると、すごく人里離れた山奥にあるように見えるかと思いますが、実は都心から車で、1時間ほどで行くことが出来ます。
しかし、その何とも言えぬ存在感。角替和枝さんも、撮り切った時の挨拶で「このロケ現場を見た時、あ、これで(このエピソードは)大丈夫、と思いました。制作部(ロケハン部隊)、よくがんばったね!」と言ってくださいました。
もともとは、養蚕(ようさん)のために建てられた小屋だそうです。イッセー尾形さんが足をワナワナと震わせながら2階の階段から降りて来るシーンがありましたが、かつてはあの階段を昇ると養蚕の大部屋(カイコを沢山飼って、絹の元となる繭まで育てる場所)へつながっていたのだとか。
それにしても日本家屋って、外からの光の差しこみ方が本当に美しいですよね。
しかし、実は、ロケ当日は雨が降っていました。それも、時には結構土砂ぶりの。
とはいえ全体のスケジュールを考えると、おいそれと中止するわけにも行きません。そこで照明部スタッフはカーテンの外に陣取って、ずぶ濡れになりながら、大光量ライトを照らしつづけてくれました。
照明部、ブラボー!
今回のキーパーソン、三浦ハルミを演じた、モトーラ世理奈さん。
モデルとしていま注目を集めている彼女。映画に一本出演したことはありますが、テレビドラマでの演技は、まったく初めてです。
ハルミは「90年代の不良少女」という設定。衣装合せの時、衣装部が用意したいろんなガラ物や派手系の衣装がズラリと並びます。それを見た村橋D「これはちょっとやりすぎかなあ・・(汗)」とつぶやきますが、ご本人が着てみたら、不思議とすんなりハマりました。さすがモデルさんだなぁと、スタッフ一同、妙な感心をしました。
←衣裳合せ時の写真です。
ちなみに履いているサンダルは、小道具のU田ちゃんのものです。足元だけは、どれを履いても今ひとつピンと来ず、たまたまU田ちゃんが履いていたサンダルを試してみたら「いいじゃん」となり、決まりました。(もちろんそのまま履いて撮影したワケではなく、同じものを取り寄せて履いてもらいました)
モトーラさん、撮影初日はアオイとふたりのシーンでしたが、すご~く緊張していたそうです。でも、清原果耶さんの方から話しかけて来てくれて、とても嬉しかったと。それで緊張が溶けて、撮影に臨むことが出来たとのこと。
大変難しい役どころでしたが、モトーラさん、そのナチュラルな存在感でもって、三浦ハルミを体現してくださいました。
本当にお疲れさまでした!
さて、
「透明なゆりかご」第7回は、「小さな手帳」。
アオイと史香。母と娘に、かつてどんなことがあったのか。
そしていま、どうなっていくのか。
31日(金)夜10時。ぜひご覧ください。
番組ホームぺージはこちら。
投稿者:スタッフ | 投稿時間:22:37 | カテゴリ:透明なゆりかご