「鎌倉殿の13人」のトークショー オンライン配信やテレビ放送で視聴可能に

「鎌倉殿の13人」のトークショー オンライン配信やテレビ放送で視聴可能に

去年12月、最終回を迎えた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。放送開始以降、新型コロナウイルス対策にも細心の注意を払いながら、全国19の都道府県の51会場で、出演者がドラマについて語るトークショーが開かれました。イベントの参加にはたくさんの応募が寄せられましたが、会場での観覧者数は限られているため、当選した人しか観覧できませんでした。

●「トークショーの様子を見る機会を増やしてほしい」の声

抽選に外れて参加できなかった人からは「後日テレビで放送してほしい」など、見る機会を増やしてほしいという声が多く寄せられました。

【視聴者から寄せられた声】

  • 観覧希望の申込みをしたが、ものすごい人気で抽選に漏れ、泣く泣くあきらめる視聴者が大勢いると思う。イベントを録画放送してほしい。 (40代女性)
  • 社会現象にまでなっている、人気の鎌倉殿の13人のトークショーは、1,500人の会場で当選者が少なく、放送もないのはあまりにもひどいと思う。公開放送、もしくは録画放送をお願いしたい。(40代女性)

  • ファンとしては、ライブ配信か、後日一部だけでも放送してほしい。 (20代女性)

●オンラインでの参加を募集 見る機会を拡大

このような声を受けて、12月7日に渋谷のNHKホールで開催されたトークショー(『鎌倉殿の13人』ファンミーティング)では、抽選に外れた人も自宅などでオンラインを通じてショーを見ることができるよう、オンラインでの観覧を再度募集しました。応募のあったおよそ25,000人に、主演の小栗旬さんをはじめ8人の出演者が参加したトークショーや、ドラマで音楽を担当したエバン・コールさんが指揮をとるメインテーマの生演奏が同時配信されました。
当日はアクセスが集中してオンライン接続がつながりにくい状況が発生したため、急きょ、ショーの録画映像を応募者全員に配信するサービスを実施し、後日観覧することを可能にしました。この対応を評価する声も寄せられました。

【視聴者から寄せられた声】

  • 初めてオンライン参加だったが、最初から最後までしっかり楽しむことができた。このようなイベントがまた開かれることを願っている。 (50代女性)
  • これだけの規模のオンライン配信イベントは前例がなく、手探りな点も多々あったかと思うが、地方在住で応募すらあきらめていた身としてはありがたい機会だった。(30代)
  • 当日まったくつながらず、見られなかった。本日無事に配信されたもので全部見ることができた。とても楽しいエピソードが聞けて大満足の2時間だった。(50代女性)

●誰でもオンラインで参加可能に テレビ放送も 

さらに、12月18日の最終回の放送に合わせて鎌倉市など5つの会場で開かれたトークショー(大河ドラマ「鎌倉殿の13人」グランドフィナーレ)では、より多くの人が観覧できるよう、NHKオンラインや横浜放送局のツイッターで同時配信されました。11万人を超える人がオンラインでトークショーを視聴、12月27日には総合テレビでも放送され、多くの喜びの声が寄せられました。

202212_01_002.jpgNHKオンラインでの配信予告

【視聴者から寄せられた声】

  • グランドフィナーレを配信してくれてありがとう。ドラマの最終回はテレビ放送なのに、生で舞台を見ているような緊張感を味わった。(50代女性)
  • 観覧は外れてしまったが、オンラインでリアルタイムで見ることができた。イベントの様子を地上波でも放送してくれるということで、総集編も含めて楽しみでならない。 (50代女性)
  • 会場ではイベントに参加できなかったが、テレビで放送してもらえてとてもありがたかった。どうしてもお礼が言いたかった。(30代女性)

公開イベントは、会場の関係で観覧者数は限られますが、大河ドラマを楽しんでくださる多くの視聴者の声をもとに、オンライン配信やテレビ放送などを実施しました。NHKはこれからも、ひとりでも多くの全国の視聴者とふれあう機会が増えるよう、努めてまいります。

「大河ドラマ 鎌倉殿の13人」
https://www.nhk.jp/p/kamakura13/ts/32V2Z7X2M9/

NHKアーカイブス 「大河ドラマ 鎌倉殿の13人」 作品紹介
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009051379_00000

NHKアーカイブス 放送史 大河60
https://www2.nhk.or.jp/archives/taiga/

現在放送中の「大河ドラマ どうする家康」 番組公式サイト
https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

※内容は、掲載当時のものです。