「私は、うそがつけない人間なんです！」

山下智久さん演じる主人公・永瀬財地の痛快な決めセリフも話題になった「ドラマ10 正直不動産」。不動産業界の内実や家にまつわる人間模様を描いた物語には、2か月半の放送期間中に5,000件を超える反響が届きました。番組の人気とともに視聴者からたくさんの要望があったポストカードの対応について紹介します。

●番組ポストカードに多くの問い合わせ

渋谷のNHK放送センターなどでは、来場者に向けて一部の番組やイベントを紹介する冊子や印刷物を用意し、部数に限りがあるなかで、希望者に配布または返送用切手に替えて郵送しています。今回、正直不動産の広報用ポストカードについて番組開始直後から連日のように反響がありました。これは、ポストカードをいち早く手にした人がSNSに写真や入手経緯を投稿し拡散、山下さんを応援する人たちが一斉に続いたものと考えられ、4月中旬には1日だけで200件に迫る問い合わせや要望が寄せられました。

正直不動産 広報用ポストカードへの問い合わせ、送付要望の推移(全国のNHK受付分)

【視聴者から寄せられた声】

• ツイッターに正直不動産のポストカードをもらったと投稿されていた。地方に住んでいて（東京の放送センターに）出向けないが、郵送してもらうにはどうすればよいのか。（40代女性）
• 海外在住の孫に頼まれた。ポストカードの入手先を教えてほしい。（70歳以上女性）
• 妻がポストカードをほしいと言っている。NHKは何時まで開いているのか。（50代男性）

 

●配布先を全国に拡大

予想を大きく上回る盛り上がりを受けて、NHKでは大型連休明けの5月から配布窓口を拡大しました。新型コロナ対策にも細心の注意を払いながら、本部に加えて全国のNHKハートプラザなどでも配布を始めたほか、主人公の名刺型カードもそろえてバリエーションを充実させました。また、一部の営業センターでは永瀬の等身大パネルを設置するなど、さまざまな工夫で視聴者からの熱い期待に応えました。

名刺型カードとポストカード(2種類)

【視聴者から寄せられた声】

• 近くにNHKがないが、本部に返信用切手を送るとポストカードと名刺型カードを届けてくれて、うれしかった。地方に住む自分には助かるし、物語の展開にも毎週注目している。（30代女性）
• 山下さんのファンだったこともあり、ポストカードや名刺、等身大のパネルを目当てに、今回初めてハートプラザやプラスクロスSHIBUYAを訪れた。テレビで見る以外にもいろんな楽しみ方を発見でき、これほどNHKを身近に感じられたことはなかったと思う。（50代女性）

• 神戸放送局でハガキと名刺をもらった。受付の方も警備の方もとてもていねいで、親切に対応してくれた。（ツイッターの投稿より）

●番組、ネット、そしてリアル体験で広がるタッチポイント

従来からの視聴者に加えて、SNSでポストカードのことを知った人や、初めてNHKのドラマを見たという人たちも番組の感想をSNSに投稿してみんなで振り返る…。ドラマは喝采のなか最終回を迎え、6月14日には特別番組「正直不動産　感謝祭」を放送しました。「放送」「ネット」そして「リアル体験」の好循環が吹かせた春の“正直風”。今後もより多くの人にNHKの番組に興味を持っていただけるよう、視聴者のみなさまと向き合っていきたいと思います。

※現在ポストカードの配布は終了しています。

正直不動産  https://www.nhk.jp/p/ts/5GKZ6NXYVM/

NHKプラスクロスSHIBUYA  https://www.nhk.or.jp/plusx/

※内容は、掲載当時のものです。