発掘ニュース

No.106

2016.05.20

ドラマ

“仮面ライダー”から幻の大河『勝海舟』を大量発掘!

なんとビックリの大発掘です!1974(昭和49)年放送で全52本のうち3本しか残っていなかった幻の大河ドラマ『勝海舟』が発掘されました。


藤岡弘、さん

ビデオを録画していたのは“仮面ライダー”でもお馴染みの藤岡弘、さんです!では、ちょっと映像をのぞいてみましょう!

まずオープニングタイトル。押し寄せる波が崩れて、勝海舟の文字が重なります。

音楽を担当したのは先日亡くなられた冨田勲さんです。

こちらが当時28歳の藤岡さん、お若い!演じたのは坂本龍馬です。

では出演者の皆さんの懐かしい映像をいくつか紹介しましょう…

Q 藤岡さん、本当にありがとうございます!どのような経緯で録画を?
「私の中でどうしても残しておきたいという気持ちと想いがあって、当時100万円以上をかけて機器(Uマチックの録画デッキ)を購入したんです。そしてある時期にVHSにダビングして残しておいたのです。」

Q 当時は仮面ライダーご出演直後。坂本龍馬役の出演依頼を受けた際のことは覚えていますか?
「私は四国松山の産まれで龍馬とは隣の県同志だったんです。元々私は武道をやっていたので幼い当時から坂本龍馬は身近な存在として自分の中にあり親近感がありました。ですから自分の想いを叩き込めた作品でした。

また自分の中ではどう演じるか迷いながら演じようと思いました。実際の龍馬も恐らく思考錯誤しながら生きていたに違いないのと思っていたので、迷いながらも自分を信じて演じました。」

Q 坂本龍馬役として演じた中で最もお好きなシーンはどこですか?
「第32話の中で望月亀弥太(勝海舟の弟子/幕末の土佐藩士)との別れのシーンですかね。全身全霊で時代と戦っていた龍馬の気持ちを望月に傾けるも聞き入れてもらえず結局幕府方に取り囲まれ死んでしまうんです。その無念さと心情が儚くて儚くて。それ故に相手と対峙するシーンは特に大事にしました。」

Q 『勝海舟』という大河ドラマは藤岡さんにとって?
「坂本龍馬は日本の夜明けを夢見た人物。俳優としてやってみたかった人物でした。俳優冥利に尽きますね。あの役でNHKや事務所に毎日ファンレターが段ボール箱2~3個届くようになりました。」

これまで7つの大河ドラマに出演したなかで『勝海舟』の龍馬役が一番燃えたという藤岡弘、さん。ここから先は「ひるまえほっと」の『発掘!お宝番組』で語っていただきます!

6月10日(金)放送予定です!関東地域のみの放送ですが是非ご覧ください。

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