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新春 「辰年」 干支にちなんだ生き物を特集 NHK横浜

  • 2023年12月28日
タツノオトシゴの仲間 タカクラタツ 新江ノ島水族館

2024年の干支は“辰”ですが、たつと言えばみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。竜(龍)、ドラゴン、昇り竜、タツノオトシゴなど、さまざまなイメージが思い浮かびますよね。タツノオトシゴの和名の由来は「竜の落とし子」とされていて、竜の化身として縁起のよい生き物といわれています。年始にあたり“辰”にちなんだ生き物を取材しました。

ウツボと“辰”の関係とは?!

トラウツボ 新江ノ島水族館

なぜ、ウツボが・・・辰と関係があるの??と思われた方もいると思います。写真のウツボは”トラウツボ”で、英語で「Dragon moray」と呼ばれています。細長い体や鋭い歯、角のような鼻が竜を連想させることから“辰”とも関係が深いとされているんですね。

イセエビ(龍蝦)と“辰”の関係とは?!

イセエビ 新江ノ島水族館

イセエビは長い触角を持ち、顔が龍に似ていることから中国語で龍蝦(ロンシャー)と呼ばれています。文字通り蝦(えび)です。正月には縁起物として使われることもありますよね。

龍魚と呼ばれる”アロワナ”

アロワナ  画像提供:横浜・八景島シーパラダイス

アロワナはエサを食べるときに水面から飛び出ることがあります。その姿は龍が天に昇る姿を連想させます。水中の小魚だけではなく、水面にいる昆虫などもエサとして食べるそうです。

”おかえり天気”でも干支にちなんだ生き物を中継

首都圏ネットワーク「みんなのおかえり天気」でも干支にちなんだ生き物を中継で紹介しました。しゅと犬くんも「トラウツボとイセエビは竜だけにかっこよかったわん」と言っていました。

龍神様をまつる江島神社に巨大な絵馬が

「龍踊(じゃおどり)」と呼ばれる踊りをする3人の子どもの絵馬

新江ノ島水族館の近くの江島神社を訪ねました。

江島神社には2024年の干支「辰」にちなんだ大きな絵馬(高さ2.6メートル、幅2.5メートル)が飾られています。江島神社の相原圀彦 宮司は「2024年は龍神様をまつる江島神社にとって縁のある辰年です。初詣の参拝者のみなさまには龍神様の力もいただいて、1年間を無事に元気よく過ごしてもらいたいです」と話していました。

編集後記

“辰”は十二支の中で唯一の架空の生き物です。取材を進めると、人々は架空の生き物である龍に思いを馳せ「天に昇って行く」プラスのイメージを大切にし、”運気が上がる”、”景気が良くなる”などの縁起ものとして龍を定着させていったような気がしました。新しい年の始まりです。みなさんもまわりにある“辰”(竜)にまつわるものを探してみてはいかがでしょうか。

  • 池田廣成

    NHK横浜局

    池田廣成

    2008年入局。初任地は山口局。首都圏局を経て横浜へ。デジタル発信やWEB記事などを担当

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