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YOASOBI18祭 神奈川県の18歳世代の“心音”

  • 2023年12月25日

NHK18祭とは

「NHK18祭」とは、18歳世代の参加者1000人の様々なメッセージが詰まった動画にインスパイアされた有名アーティストがオリジナルソングを書きおろし、参加者1000人と一体となって一夜限りのライブパフォーマンスを行う過程を描く音楽ドキュメンタリーです。
2016年のONE OK ROCKからはじまり、WANIMA、RADWIMPS、[Alexandros]、あいみょん、BUMP OF CHICKENといった名だたるアーティストたちが参加。毎回、若者たちと白熱のステージを繰り広げています。

今回は「YOASOBI」が出演!

今回7回目になるNHK18祭。出演するアーティストは、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」、YOASOBI 。
2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」は、2023年1月に史上初のストリーミング累計9億回再生を突破。
18歳世代の声を聞き、どんなオリジナルソングを作るのか、そして、1000人の若者たちとどのようなパフォーマンスを生み出すのか…
放送は総合テレビで12月25日(月)夜10時からです。

神奈川県から参加する18歳世代の“心音”

今回の18祭には、神奈川から多くの18歳世代が参加しています。どんな若者たちが参加しているのか取材をすると、それぞれ夢を持ちながら、そして人への優しさを持ちながら、しっかりと自分の道を歩んでいる若者たちの“心音”を聞くことができました。

佐藤さんの“心音”を紹介する動画はこちら

佐藤 悠人さん、19歳。将来の夢は、シンガーソングライターになって“やればできる”を伝えること。
知的障害があり、苦手なことが多いため内気になっていましたが、ギターに出会い、多くの人に支えられたことで「音楽に障害は関係ない」と自信を持つようになりました。

佐藤さんのライブ

今、熱中しているのは、支援学校の先生とのユニットによるライブ。 ギターが弾けることを知った先生から、地域のイベントでライブをしてみないか、と言われたのがきっかけでした。“すべての人が支え合い過ごせる社会”をテーマに弾き語りライブを行っています。「来てくれた人の歓声や喜んでいる姿を見るとやってよかったと思います」と話していました。

佐藤さんは「18祭に参加した僕の姿を見てもらって“やればできる”というメッセージを多く人に伝えたいです」と話していました。

本田さんの“心音”を紹介する動画はこちら

本田 聖馬さん、19歳。ヒューマンビートボックスの魅力を伝えたいと18祭に参加しました。

自分が出す音だけで、複数の楽器が鳴っているような音楽を作り出すヒューマンビートボックス。本田さんは、自分の口から出た音だけで一つの音楽ができるところがいちばんの魅力だと言います。

本田さんが主催したビートボックスのライブ

小学5年生のころにインターネットの動画でヒューマンビートボックスに出会い、独学で習得。外を歩いているときも周りに人がいないと、ついついビートボックスしているそう。最近は、出演者が技を披露しあうバトルライブも開催。人を笑顔にできるビートボクサーを目指しています。

保育の専門学校で学ぶ本田さん

本田さんの将来の夢は、保育士になること。保育園で働いていた祖母から子どもを育てる楽しさを聞いたのがきっかけでした。現在、横浜にある専門学校に通って、保育の実習や子どもの成長の知識など学びを深めています。子どもの成長をいちばん近くで感じられるのが魅力だと言います。

18祭では、そこで出会った仲間や自分のことを知ってくれた人にヒューマンビートボックスの魅力を知ってもらいたいと話す本田さん。18祭の本番に病気で来られなかったヒューマンビートボクサー仲間“コツ”さんのことを思いやる、とても心優しい青年です。

田村さんの“心音”を紹介する動画はこちら

田村遥さん、19歳。将来の夢は、たくさんの人を幸せにするアーティストになること。

オリジナル曲を披露する田村さん

音楽の魅力は、ことばでは伝えきれないところまで心に届けることができること。今回、横浜局で紹介する動画のために曲を作って披露してくれました。高校の音楽の授業で作った曲でほめられたり、家族の後押しがあったこともあり、アーティストへの道を歩み始めました。

自分が表現したい世界観を最大限、伝えられるようになりたいと、川崎にある音楽大学で学ぶ田村さん。楽しいときやうれしいときだけでなく、つらいときなど、音楽を聞いて立ち直ったり前を向いたりと、聞く人の今の気持ちに寄り添えるような作品を届けたいと語っていました。

18祭に参加した大学の同期と

田村さんが高校生のときに新型コロナウイルスが感染拡大。高校は入学式の翌日から休校でした。行事はもちろん、日常生活も制約されてしまいました。そして、コロナ禍を乗り越えた今だからこそ、この18祭という青春を見て、18祭に参加した人たちと放送を見ている人たちと一体になって新しい1ページを刻みたいと話していました。

和久さんの“心音”を紹介する動画はこちら

和久瑠輝さん、20歳。将来の夢は、多くの人の心を動かす俳優になること。
表現の魅力は、自分たちが今、生きている社会の中では出せない“熱量”を出せることだという和久さん。表現を通して、見ている人たちの心を揺さぶることができたらいいなと話します。

演技を披露する和久さん

現在、大学で表現について学ぶ和久さん。演技力をつけて舞台に立ち、幅広くいろんなことができる俳優を目指しています。横浜局の動画を撮影するために、同じせりふを喜怒哀楽で表現しわける和久さんの演技力に圧倒されました。

幼稚園のときに母親に連れられて和太鼓を学び始めた和久さん。これが表現することのスタートでした。その後、ギターやドラムなどいろいろな楽器を学ぶうち、自分自身をいちばん表現できるのは、自分の全身を使った表現だと感じて、演技を学び始めました。

今回の18祭のテーマが“心音”なので、一人ひとり鼓動が違うこと、個性があるよというのを伝えたいと語っていました。

↓「YOASOBI18祭」は12月25日(月)の放送後NHKプラスで1週間見逃し配信されます↓
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023122519797?playlist_id=simul-g1-130

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