イルミネーションが街を美しく彩るこの季節。
夕方のニュース番組「首都圏ネットワーク」では、関東甲信越各地のイルミネーションをシリーズで紹介しています。
鮮やかな色彩に包まれた横浜の夜を撮影してきました。
みなとみらいを中心とした横浜の臨海部では、街全体をイルミネーションやプロジェクションマッピングで彩る「ヨルノヨ」というイベントが毎年行われています。
ことしは臨海部エリアの40もの施設が参加していて、見どころ満載になっています。
まずは横浜港大さん橋に向かいました。
ここではウッドデッキに映し出されるプロジェクションマッピングを楽しめます。
全体を見渡せる人気のビューポイントには、プロジェクションマッピングが始まる30分前には人が集まり始めていました。
見どころは大さん橋を泳ぐクジラ!
みなとみらいの夜景を背景にクジラが悠々と泳ぐ姿はとても印象的です。
クジラは突然出てきますので撮り逃しのないように。
次は大さん橋からみなとみらいにカメラを向けます。
光と音楽に合わせて街全体が“躍動”する5分間のショーを撮影するためです。横浜市歌をアレンジした音楽が流れる回もあります。
大さん橋はみなとみらいを一望できる定番のビュースポットで、まさに特等席。
みなとみらいの夜景はいつ見ても美しいですが、この5分間の光と音楽に合わせたショーは圧巻のひと言です。
多くの人が見入っていました。
赤レンガ倉庫にほど近い新港中央広場では、14メートルもある立方体のオブジェが光に照らされています。
Yキューブと呼ばれるこのオブジェは、横浜の発展の象徴として港や鉄道を行き交うコンテナをイメージしているそうです。
オブジェの周りは人の動きに反応して光が投影されるようになっていて、子供たちが駆け回って遊んでいました。
今年で4回目の開催となる「ヨルノヨ」。
年々規模が大きくなり、イルミネーションも進化しているように感じます。
もともとこの時期の横浜はイベントが盛りだくさんで訪れる人が多いのですが、撮影した日は平日にもかかわらずビックリするほどたくさんの人で賑わっていました。
新型コロナが5類に移行したこともあり、みなさん心置きなく楽しんでいる様子でした。
横浜で8年間報道カメラマンをしていますが、横浜の冬の“熱気”は年々増してきているように感じます。
この時期ならではの光と音に包まれた幻想的な横浜の夜、楽しんでみてはいかがでしょうか。
暖かい格好でお出かけください。
撮影した動画はこちらからご覧になれます。(動画は一定期間が過ぎると削除されます)
■「ヨルノヨ2023」開催概要■
・イベント名称:夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2023〉
・開催期間:令和6年1月4日(木) まで
・時間:午後5時~午後9時5分
・開催場所:横浜都心臨海部(横浜港大さん橋国際客船ターミナル、新港中央広場、山下公園ほか)
・入場料:無料