物価高騰対策のため、相模原市が市内で買い物や食事をした際に、最大で20%のポイントを還元する事業を、来年度に行う方針を固めたことが分かりました。
このほか給食費の3か月分の無償かや、高齢者への商品券の配布なども行う方針です。
相模原市が実施する方針を固めたポイント還元事業の内容です。
▼対象:市内の店舗で、スマホを使って買い物や食事
▼決済サービス:未定
▼還元率:最大20%
▼実施時期:2024年度の早い時期
▼予算規模:約7億円
決済サービスが決まり次第、来年度の早い時期に実施するとしています。
相模原市は今年1月から2月にかけても、キャッシュレス決済で最大30%のポイントを還元する事業を行いましたが、物価の高騰が続いているため、来年度も行うことにしたということです。
市立小学校の給食費について、2024年1月から3月に限って無償化する方針です。
予算規模はおよそ5億円としています。
75歳以上の市民に対して、1人あたり5000円分の商品券を配布する方針です。
今年度中に実施予定で、予算規模はおよそ7億円としています。
また、市立小学校の給食の食材費について、現在1食あたり15円を上乗せしていますが、さらに15円を上乗せする方針です。
予算規模はおよそ4000万円としています。
あわせておよそ20億円の費用には、国の臨時交付金などをあてるとしています。
市は12月の市議会に補正予算案を提出することにしています。