サッカー女子のワールドカップ。1次リーグの初戦でザンビアと対戦し、2ゴールとチームの勝利に貢献したのが宮澤ひなた選手(地元は神奈川県南足柄市)。
南足柄市では宮澤選手が小学生の時の指導者らが声援を送りました。
宮澤選手の地元は神奈川県南足柄市です。
宮澤選手が幼稚園の時にサッカーを本格的に始めるきっかけとなったクラブ「向田サッカークラブ」で指導にあたっていた菊地廣さん(74)が、南足柄市内の自宅で試合を観戦しました。
菊地さんは試合前、次のように話していました。
菊地さん
「夢みたいですね。私が練習をやめろと言ってもボールを蹴り続けるようなサッカーが大好きな子でした。持ち味のスピードやドリブルを見せてくれるのを期待しています」
また、幼稚園から小学生にかけて宮澤選手とともにプレーし、今でも親交がある奥村俊太さん(23)も次のように話していました。
奥村さん
「ワールドカップに出るなんてすごいとしか言いようがないです。小学生のころから負けん気が強くてスピードとドリブルは誰にも負けなかった印象があります。のびのびとプレーしてほしい。できれば得点するところが見たいです」
菊地さんたちは、大会のために作ったオリジナルのうちわをたたきながら声援を送りました。
前半43分、宮澤選手がチームとして初めてとなる得点を決めた場面では、「よーし!」と大きな声を出して喜んでいました。
菊地さん
「2点も取ってくれて本当にうれしいです。次も得点を期待したいです」
奥村さん
「ひなたの良さが存分に出た試合だったと思います。きょうは2得点だったので、次の試合ではハットトリックを見たいです」