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迫るラグビーW杯!横浜出身・齋藤直人選手インタビュー

  • 2023年06月13日

ことし9月に開幕するラグビーワールドカップ 2023フランス大会。
開幕まで3か月を切る中、日本代表と代表候補の選手たちは6月12日から千葉県浦安市での合宿を本格的にスタートさせました。
活躍が期待される横浜出身の齋藤直人選手(25)にワールドカップへの意気込みを聞きました。

2022年7月のフランス代表戦前日の調整

齋藤直人(さいとう なおと)

横浜市出身の25歳。
父親の影響で3歳でラグビーを始めました。
ポジションは「スクラムハーフ」です。
FWとバックスをつなぐ、攻撃の起点となるポジションです。
地元・桐蔭学園に通い、主将として挑んだ全国高校ラグビー大会(花園)では準優勝。
進学した早稲田大学でも主将として大学日本一に導くなど、パスだけでなく自ら果敢にトライを奪う積極的なプレーが持ち味です。
日本代表での活躍が期待されています。

ー武器は豊富な運動量と“嗅覚”

齋藤直人選手(中央)

強みは運動量だと思ってます。
また、ピンチやチャンスにリアクションできる嗅覚(きゅうかく)です。
どちらかといえばアタックが得意なので、アタックの際に、チャンスが生まれそうな場面でしっかり自分がアクセルを踏んで、そこに顔を出すことで、チャンスメイクをしたり、そのままスコアしたりするところが強みです。

ー世界と戦うための武器は

パス自体のスピードもそうですけど、テンポの良さも強みです。
「世界と戦うためには本当にスピードが必要だ」ということは、自分が日本代表に入ってからも常々言われてきました。
自分のスピードを生かして、チームにも良い影響を与えたいです。

ーW杯については

ワールドカップは憧れ続けてきた舞台です。
実際に2011年のワールドカップも見ていましたが、やっぱり、15年と19年の2大会がすごい印象に残っていて、そのあたりから本気で目指したいなと思っていました。

所属のリーグワン 東京SGでの齋藤選手

(W杯で印象に残るシーンは?)
(2003年大会で優勝したイングランド代表の)ジョニー・ウィルキンソンのドロップゴール(プレー中にワンバウンドさせたボールを蹴る「ドロップキック」でゴールを成功させること)です。
大舞台での苦しい時間で、利き足ではない方でのドロップゴールでチームを勝たせたところがすごい印象に残っています。

ー地元の横浜の皆さんへひと言

横浜の皆さん、自分の強みである速いパス回しとランニングなどで日本代表をドライブ(前進)したいと思います。
応援、よろしくお願いします!

6/10 日本代表合宿で意気込みを語る
  • 小林達記

    スポーツニュース部 記者

    小林達記

    平成26年NHK入局。神戸局、大阪局を経て現職。

  • 鳥越佑馬

    横浜局 カメラマン

    鳥越佑馬

    平成23年入局。和歌山局、大阪局を経て現職

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