神奈川県のポイント還元キャンペーン「かながわPay」の第3弾について、県は予算を倍増し、100億円規模の予算を組むと発表しました。この夏から実施することにしています。
※5月17日現在の情報です。
5月29日に正式発表されました。詳細はこちらの記事で
「かながわPay」は県内の店舗で買い物をすると、ポイントが還元される施策です。
専用のアプリを経由して、QRコード決済で買い物をすると、ポイントが得られます。
これまでに2回実施されました。
対象:県民に限らず誰でも
使える決済サービス:▼auPAY▼d払い
▼はまPay▼LINEPay▼楽天ペイ
還元額:1回あたり購入額の10%から20%を還元。最大1人3万円まで
かながわPay第1弾は、2021年10月から2022年4月にかけて行われ、70億円が還元されました。
当初は想定よりも利用が少なく、期間が延長され、予算の上限に達するのに半年以上かかりました。
第2弾は2022年7月から始まり、3か月余りで終了。
100億円が還元されました。
アプリをダウンロードした人は178万人に上りました。
県は当初、55億円の予算で実施するとしていましたが、黒岩知事は5月17日の記者会見で、当初の計画から倍増させ、100億円規模で実施すると発表しました。
52億円の補正予算を計上し、議会に提案することにしています。
実施時期はこの夏からの予定で、詳しい還元率等は検討中です。
黒岩知事は「県民に大変好評で、待望する声がたくさんあった。利用できる加盟店の追加や、アプリの改修などの準備が整い次第、できるだけ早く実施したい」と話していました。