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B1昇格へ 越谷アルファーズ 勝負のアルティーリ千葉戦に向けて

  • 2024年5月9日
 

バスケットB2はレギュラーシーズンが終わり、B1昇格を掛けて8チームのプレーオフが始まりました。上位2チームが昇格します。   
越谷アルファーズは東地区の2位でプレーオフに進出し、西地区3位の熊本ヴォルターズと5月3日と4日にクォーターファイナル・準々決勝を戦い、2連勝でセミファイナルに進出しました。 
越谷市立総合体育館で安齋HCやブースター(チームのファン)に取材しました。

(さいたま局アナウンサー/吉田一之)

 サポーターの願い チーム一丸で戦って欲しい! 

 

越谷アルファーズは、ブースター(チームのファンのこと)をアルファメイトと呼んでいますが、アルファメイトは子どもが多いのが特徴です。ホームの試合に応援に来るアルファメイトの25%ほどが子どもです。

B1昇格への期待を親子のブースターに伺ってみると、皆さんが口にしたキーワードがありました。それは「チーム一丸」です。

B1昇格に向けて勝負のプレーオフが始まりますが、どんな期待を持って来られました?

今年こそは頑張ってほしいという気持ちで応援に来ました。チーム一丸となって、みんなが一つの目標に向かって、ファンの人たちも選手の人たちも1つの目標に向かって一丸となればいけるんじゃないかと思います。

娘さん(妹)はどうですか?

勝つために応援しにきました。

プレーオフが始まりましたね?

チーム一丸となって悲願のB1昇格に向けていい試合をしてほしいと思います。今シーズン何度か試合を見たんですけど、すごくチームワークが良くて雰囲気が良いなと思っているので、チームワークを生かした試合が見られれば良いと思います。

勝ってほしい!   
シュートをいっぱい決めてくれたら勝てる!

クオーターファイナルに手応え 昇格に繋がる勝利!

 

プレーオフ前に話を伺った時に、プレーオフではディフェンスとリバウンドが鍵になると話をされていましたが、2試合ともにディフェンスもリバウンドも取れていましたね。

安齋竜三HC

そうですね。前半は特にそうでした。きのうときょうは出だしから、特に自分たちのアグレッシブさとか、遂行力をしっかり出せたと思います。次はB1がかかる試合になるので、しっかり休んでからリフレッシュして、次に向けてしっかりと準備したいと思います。

役割が明確化 チームの雰囲気は良い!

勝てばB1昇格になる対戦相手は、レギュラーシーズンで56勝4敗と圧倒的に強かったアルティーリ千葉です。しかし、アルティーリの4敗のうち1つは越谷が勝ちましたし、どの試合も接戦です。先月も2試合戦いアウェイの試合ではありましたが、ともに4点差と僅差で敗れています。

セミファイナルにむけての手応えは?

今回のクオーターファイナルでも、後半は相手のアグレッシブさに押された部分もあり、後半バタバタと崩れてしまったところがありました。セミファイナルでは、そこが課題ですし、プレーオフは一つの油断とか、ほころびとかが、なだれ式に起こってしまうシリーズですので、反省として次に繋げられると良いと思います。

自分たちが今シーズンずっとやりながら培ってきたバスケットがありますから、自分たちがどういうバスケットをやるか、そして対戦相手に対する準備をしっかりすることが大切です。

私たちはチャレンジャーですから、自分たちがどうやるかしかないんで、みんなすっきりとした気持ちで挑めていると思っています。

すっきりとした気持ちとは?

やるべきことをやる。自分の役割もそうだし、チームとしてやるべきことを全員がやり続ける。その一人一人の役割の成功した結果が集まってチーム力となるので、そこを全員で一人一人がやれているし、チームとしてもやれているので、良い状況だと思っています。

各々が役割課題を見つけて取り組んでいるんですね?

一人一人が課題や役割に向けての準備みたいなものをやり続けるみたいな部分も出てきています。あとは良い時に自信を持って、自分たちが良いときはどのチームとも戦えるという部分は自信として持っていると思うので、それをいかにして出せるかというのが大切だと思っています。

昇格に向けては、雰囲気的にも良いですし、状況的にも上向いていると思っています。

ベンチサイドで見ていると、ベンチで外国人選手がチームを盛り立てていますね。

試合に出ている選手、出ていない選手も沢山いますけど、本当に一つになってきた。シーズン終盤に来て、やれているという感覚が全員あるんじゃないかと思います。

試合に出られない選手は悔しい思いをしていると思いますが、その中でも自分のやるべきことをやり続けられるかというところがチーム力の差が出てくるところなんで、このチームはそういうところをしっかりやってくれている選手が揃っているというところが頼もしいです。次も楽しみです。

期待できるということですね。

はい。そういうことです。

ディフェンスとリバウンドが鍵 キーマンの一人は?

特別指定選手としてチームに加入した星川堅信選手

安齋HCは鍵はディフェンスとリバウンドと話をしています。そのディフェンスのキーマンの一人に話を聞きました。早稲田大学の絶対的エース(この春に卒業)で去年12月に特別指定選手としてチームに加入した星川堅信選手です。190センチ、そして85キロの筋骨隆々、ベンチプレスのマックスは120キロという選手です。 

星川選手は、前線のディフェンスで頑張りたい。外からシュート打つシューターやボールの運び役のポイントガードをマークする激しい守備でチームに貢献したいと意気込みを語ってくれました。

星川堅信選手

ディフェンスとリバウンドと、僕はプレーヤー何でまず自分の役割を果たすという事で、その徹底具合にチームの出来が左右されるんで、僕もその役割を果たしてディフェンスリバウンド頑張ってやりたいです。

勝機ありますよね?

もちろんですよ。勝つつもりやりますんで、もちろんです。

B1昇格は地域の夢!

 

2試合が終わった後、アルファメイトにセミファイナルへの期待を聞きました。

B1に向けて、みんな頑張ってプレーしていってほしいです。選手みんなが、けがなくプレーをして今の勢いでいったらB1に行けると思います。

昇格の可能性はあると思います。チームのみんなが一丸となっていますので、みんなが、けがなくいければ、B1に上がれると思います。

勝てば昇格のプレーオフのセミファイナルはアルティーリ千葉と対戦します。今週の土曜日の11日から3日間の日程で、先に2勝した方が昇格です。 

試合は、レギュラーシーズンで順位が上のアルティーリ千葉のホーム、千葉ポートアリーナで試合が行われます。BリーグはサッカーのJリーグと同じように地域との密着した活動をリーグで推進しています。

越谷アルファーズのB1昇格への思いは、地域の願いになっていると感じました。   
子どものアルファメイトが多いという事ですから、昇格して子どもの願い、夢を叶えてほしいと思います。

  • 吉田 一之

    さいたま局 アナウンサー

    吉田 一之

    入局4年目から3年間を浦和局(現さいたま局)で過ごしました。
    甲子園実況、初めての大型番組の制作など、埼玉時代に経験した刺激的な仕事は思い出深く、この土地が大好きです。

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