任期満了に伴う北本市の市長選挙は23日、投票が行われ、現職の三宮幸雄氏が2回目の当選を果たしました。
北本市長選挙の開票結果です。
現職の三宮氏が新人の諏訪氏を抑えて2回目の当選を果たしました。
三宮氏は72歳。
小学校の教諭や市議会議員などをへて、前回の市長選で初当選しました。
三宮氏
「高齢者や障害者などの福祉政策をきめ細かく充実させ、誰一人取り残さない地域共生社会の実現を目指したい。また、豊かな自然や歴史をいかしたシティプロモーションやふるさと納税の活用などで、地域経済の活性化を図りたい」
北本市では、令和元年度以降、市外からの転入が転出を上回る社会増が続いているものの、全体としては平成16年の7万719人をピークに人口減少が続いています。今後も少子高齢化とともに人口の減少が続くと予測されています。
このため、今回の選挙戦では、人口減少をふまえた地域の振興策や市南部の土地区画整理事業の進め方などをめぐって論戦が交わされました。
投票率は47.43%で、前回、4年前の選挙を1.19ポイント下回り、過去最低となりました。