越谷市、草加市、八潮市、三郷市、 吉川市、松伏町の5市1町を放送エリアとするこしがやエフエム。リスナー参加型の楽しい番組を放送しています。番組のパーソナリティも務める棟方智子さんに猪崎那紗キャスターが伺いました。
棟方さんは、ふだん、どんなお仕事をされているんですか。
パーソナリティとして番組をひとつ持っているのと、ふだんは放送局の副局長として仕事をしていて、営業したり、制作したり、編集したり、編成を組んだりということで多種多様にやっています。
どんな番組を担当されているんですか。
生放送で22時から24時まで、月、火、水と3日間持っていまして、リスナーが主役のトーク番組なんですね。リスナーさんがクイズに参加したり、お題を設けて投稿してもらったりして、ほとんど曲がかからないんです。2時間たっぷり、皆さんのコメントを紹介しながら、まるでリスナーの皆さんと話しているような、そんな番組です。
番組のときは、お名前を変えてらっしゃるんですよね。
アルファベットの小文字でsako、サコと申します。
実はお便りが届いています。 東京板橋区にお住まいの板橋のトムソーヤさんからいただきました。 いつもメッセージをくださる方ですね。
はい、そうです。クイズキングと私が勝手に呼んでいるんですけど、クイズの正解率が高い方です。
ちょっと読ませていただきますね。“こしがやエフエムさんは、個性豊かなパーソナリティさんが多く、リスナー参加型の番組もあり、楽しいです。なかでもsakoさんご出演の「ツーツーライブのお風呂塾」のコーナーやムンクさんの「つぼ」のコーナーはおもしろく必聴です。 こしがやエフエムの皆さん、きょうもすてきな放送で、皆さんに笑顔いっぱい元気いっぱい、よろしくお願いしますね” といただきました。
「ツーツーライブ」、 これが先ほど教えていただいた番組ということでしょうね。
コーナーがいくつかあるんですけれども、22時30分ごろに「お風呂塾」というクイズをやっているんです。これは夜、お風呂に入りながらクイズを聞いていただいて、誰かリスナーさんで正解が出るまで、あなたは湯船から上がってだめですよ、というコーナーなんです。
お風呂に浸かっている人のことを思うと、早く正解してあげなきゃだめですよね。
でも、だいたい15分くらいは正解がでないんです。
そんなに難しいんですか。
そんなことないんですけど、簡単だと、みんな、ぼけちゃうんです。例えば、キャッシュレスという答えなのに、“ステンレス?”とか“いや違うよ”とか、 みんな、ぼけてくれるんですね。 夜なので、ちょっと、大喜利みたいな感じになっています。
あとは、なるべく地域のネタをクイズにしています。インターネットで5市1町以外の方も聞いてくださっているので、クイズを通して東埼玉エリアにより興味を持ってもらって、次の日に話題にしてもらえるようなクイズを考えています。
棟方さんが考える地域の課題って、なにかありますか。
東埼玉エリアは旧日光街道が通っているので、江戸時代からのいろいろな歴史が残っている地域なんです。
特に越谷市は、歴史ある地域と、レイクタウンという新しく移り住んできた方がいらっしゃるエリアが融合している、いい町だなって思うんですね。けれども、中核市で人口が34万ということで、たくさんの方がいらっしゃるので、こうした人たちとの“つながり”という部分をもう少しやっていきたいなと思っています。
棟方さんがされているラジオを通じて、みなさんのつながりが出てくるといいですね。
新しく引っ越してきた方も含めて、越谷で生まれて育った子どもたちは故郷が越谷となるので、私たちのラジオを通じて、故郷の越谷を自慢できるようにしていきたいですし、子どもたちには、そういうふうに育ってほしいという夢を乗せて、頑張っています。
棟方さんに地域のおすすめの情報はなにかとお聞きしたところ、去年から始まった「越谷技博」をあげていただきました。“ものづくり”を体験できる交流イベントで、地元の伝統工芸品の職人や店の経営者が、それぞれの特技や趣味を生かした講座を開いてくれるそうです。
こしがやエフエムは、放送エリア以外の方もコミュニティFM向けのスマートフォンアプリ「ListenRadio(リスラジ)」で楽しむことができます。