かんたんごはん

鶏手羽元のトマト煮込み

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ジューシーな鶏と、濃厚なトマトソースがとてもよく合う煮込みです。「塩糖水」を使えば、下味がつくので調理の手間が減り、保存も効くので作り置きすると便利ですよ。

料理研究家
上田淳子さん

＜塩糖水＞

1.“塩糖水”を作る。ポリ袋に塩・砂糖・水を入れ、よく振って混ぜ合わせる。

2.(1)の塩糖水に、鶏手羽元を入れ、空気を抜いて口を閉じる。

3.このまま冷蔵庫に入れ半日以上置く。

保存性を高める塩、保水性を高める砂糖が入っているので、肉や魚を漬けるだけでおいしくなり、保存も効くようになる。
※翌日までそのままで保存可能。それ以降は塩糖水を捨てて保存する。そうすれば4日間保存可能。

4.(3)の鶏肉を袋から取り出し塩糖水を切り、ペーパータオルで水分を拭く。

しっかり水分を取らないと、焼くときにはねやすい。

5.フライパンにサラダ油をひき、中火にかける。

6.(4)の鶏肉を並べ、表面に軽く焼き色がつくように全体を転がしながら焼く。

しっかり焼き色をつけることで、ソースが奥深い味わいになる。

7.鶏肉を取り出し、火を止め、フライパンの余分な油をペーパータオルで拭く。

お肉のうま味もソースに入れるため、拭き取りすぎない方がいい。

8.フライパンを中火にかけ、オリーブ油を入れ、みじん切りにしたにんにく、たまねぎ、石づきを取って子房に分けたしめじを入れ、1～2分間炒める。

9.たまねぎが半透明になり、しめじがしんなりしてきたら、トマトと水を加え、ひと煮立ちさせる。

ひと煮立ちさせることでトマトの酸味が軽くとんで、よりおいしくなる。

10.煮立ったら、鶏肉を入れ、ふたをし、弱火で10分間ほど煮る。

11.ふたを取り、余分な水分を飛ばすため、5分間ほど煮る。

12.ソースが煮詰まったら、塩・こしょうで味をととのえ、完成。