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8日 東京の雪は? 交通影響も 23区で積雪おそれ 関東の平地で大雪見込み 降雪量や見通しは

  • 2024年3月8日

【更新 9日正午】
関東甲信は明け方から朝の時間帯を中心に雪が降り、東京の都心でも雪が積もりました。雪のピークは過ぎましたが積雪が残っているところがあり、引き続き、交通への影響や路面の凍結に注意してください。雪の見通しのほか、交通情報などをまとめています。

関東甲信の雪 23区などでも積雪

気象庁によりますと低気圧が急速に発達しながら日本の東の海上を北東へ進んでいる影響で、関東甲信では8日の明け方から朝の時間帯を中心に雪が降りました。

〇積雪
東京23区など南部の平地でも雪が積もり、8日朝の積雪は▽さいたま市で4センチ、▽東京の都心や横浜市で1センチを観測しました。

〇気温
また、気温も下がり、東京の都心では7日の午後11時には6.3度でしたが、8日の午前6時には0.5度まで下がりました。

JRなど一時運転見合わせも

JR東日本は中央本線と青梅線の一部区間で、列車の運転を取りやめるなど、交通機関に影響が出ています。

〇JR青梅線
このうち、JR青梅線は、天候が回復したため午前8時11分に上下線で運転を再開しました。

〇JR中央本線
また、JR中央本線は、雪の影響で朝から運転を見合わせていた山梨県内の大月駅と塩山駅の間の上下線、韮崎駅と小淵沢駅の間の上り線について午前8時24分までに運転を再開しました。

〇宇都宮線
JR宇都宮線は、雪の重みで線路沿いの竹が倒れた影響で午前7時46分から宇都宮駅と黒磯駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが午前9時25分ごろに運転を再開しました。

このほか、一時運転を見合わせていたJR五日市線や日暮里・舎人ライナーも運転を再開しています。

高速道路

2月上旬の大雪の際は雪が降る前から「予防的通行止め」が行われた首都高速道路では、3月7日午後5時の時点で「予防的通行止め」や大規模な交通規制は発表されていません。

首都高速道路では今後の対応は気象情報を踏まえて適宜、判断するとしていて、担当者は「今回も気象情報に沿って凍結防止剤の散布車を準備するなど今できる対応は取っています。あす(8日)も積雪による路面凍結などの可能性はあると考えているので利用する人は、最新の気象情報や交通情報を確認することや、ノーマルタイヤで走行しないことなど注意してほしい」と呼びかけています。

一方、NEXCO中日本も降雪が予想されているとして高速道路を利用する場合は最新の気象情報や交通情報を確認するとともに、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を徹底するよう呼びかけています。

24時間予想降雪量

9日の朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、甲信で20センチ、関東北部の山地で8センチ、関東北部の平地と東京23区を含む関東南部の平地で5センチ、箱根から多摩地方・秩父地方にかけてで3センチと予想されています。

【8日朝の時点】

交通への影響や路面の凍結に十分注意

雪雲は東へ抜け、雪のピークは過ぎましたが、まだ積雪が残っているところがあり、気象庁は引き続き交通への影響や路面の凍結に注意するよう呼びかけています。

新潟県 9日は山沿い中心に大雪の見込み

甲信と新潟県ではその後も雪が降るおそれがあり、9日の朝までの24時間には甲信越のいずれも多いところで20センチの雪が降ると予想されています。
新潟県では9日は山沿いを中心に大雪となる見込みで、10日までの24時間に降る雪の量は上・中越の山沿いで70センチと予想されています。

気象庁は甲信越の山沿いでは雪崩のほか電線や樹木への着雪などに注意するよう呼びかけています。

【8日朝の時点】

大気の状態が非常に不安定に

予想天気図

一方、上空の寒気や別の低気圧の影響で、西日本では8日夕方にかけて、東日本では9日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、それにひょうに注意が必要です。周囲が急に暗くなるなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

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