東京都出身で大リーグ、カブスの鈴木誠也選手。
今シーズン初めてオープン戦に出場し、さっそくヒットを打って順調な調整ぶりを見せました。
腰の張りのためオープン戦の登板を回避した神奈川県出身でパドレスの松井裕樹投手は、検査の結果、筋肉の損傷などは見つからなかったことから、引き続き来月(3月)のシーズン開幕に向けた調整を続けることになりました。
カブスの鈴木誠也選手は26日、アリゾナ州サプライズで行われたロイヤルズとのオープン戦に2番・ライトで先発出場しました。
鈴木選手は、最初のストライクを積極的に狙うことをテーマにして試合に臨んだということで、1回の第1打席はセカンドフライに倒れたものの、ツーアウトランナーなしで迎えた3回の第2打席はツーボールから3球目の変化球を捉え、レフト前ヒットでした。
鈴木選手は、2打数1安打で、3年目となるシーズンの最初の実戦で順調な調整ぶりを見せました。
鈴木誠也選手
「まだふわふわしていて、タイミング的にも差し込まれていると感じたが、積極的にバットを振ろうと思っていたので、それがしっかりできてよかった。まだ1試合目なので、これからどんどん試合に出て調整していきたい」
松井裕樹投手は、腰に張りがあるとして25日に予定されていたオープン戦の登板を回避しました。
その後の状況についてパドレスのシルト監督は26日、報道陣の取材に応じ、松井投手がMRI検査を受けたことを明らかにした上で、「筋肉の損傷などはなく、多少の炎症が見つかった。すでに改善傾向にある」と話しました。
松井投手
「離脱はしたくないと思っていたので、最初はショックだったが日に日によくなっているのですぐ戻りたい」
来月(3月)、韓国で行われるシーズン開幕戦については「僕の中では間に合うようにと思ってやっている」と話し、治療を優先した上で開幕に向けて準備を進める考えを示しました。