国立がん研究センターは、2011年に全国のがん拠点病院などでがんと診断された36万人あまりのデータを分析しました。大人も含めたすべての年代の10年後の生存率は、全体で53.5%で、去年(2023年)発表された前回の結果とほぼ同じとなっています。がん種類と進行度別の10年後の生存率について、がんが原因で亡くなった人だけを推定して算出する「ネット・サバイバル」と呼ばれる生存率の値で高い順に図表でまとめました。
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・甲状腺乳頭ろ胞がん ・前立腺がん
・女性の乳がん ・子宮体がん ・子宮頸がん
・腎がん ・喉頭がん ・大腸がん ・胃がん
・卵巣がん ・ぼうこうがん ・腎う尿管がん
・非小細胞肺がん ・胆のうがん ・肝細胞がん
・肝内胆管がん ・小細胞肺がん ・すい臓がん
甲状腺乳頭ろ胞がん全体は90.2%です。
前立腺がん全体は85.4%です。
女性の乳がん全体は82.9%です。
子宮体がん全体は79.6%です。
子宮頸がん全体は68.1%です。
腎がん全体は66.4%です。
喉頭がん全体は60.2%です。
大腸がん全体は57.9%です。
胃がん全体は56.8%です。
卵巣がん全体は53.6%です。
ぼうこうがん全体は49.8%です。
腎う尿管がん全体は34.6%です。
非小細胞肺がん全体は31.5%です。
胆のうがん全体は21.7%です。
肝細胞がん全体は22.6%です。
肝内胆管がん全体は11.0%です。
小細胞肺がん全体は7.4%です。
すい臓がん全体は5.8%です。
がんの種類ごとの10年後の生存率など詳しい結果は、国立がん研究センターが運営しているウェブサイト「がん情報サービス」で公開されます。
国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」報告書ページ
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