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  • 2023年3月22日

東京BRT ルート拡大の概要 豊洲や有明も 臨海部へのアクセスは

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東京都心と臨海部をつなぐBRT=バス高速輸送システムは、港区・虎ノ門と中央区・晴海を結ぶルートで運行を開始しています。さらに都は4月1日から、豊洲や有明方面にも運行ルートを拡大します。人口が増加している臨海部の公共交通の整備に関する情報をまとめました。

BRT運行で臨海部の交通需要に対応を

都心と臨海部とをつなぐ新たな手段として都は、3年前から2台分の車両をつなげてバスを走行させるなどの交通システム、BRTでの運行を港区・虎ノ門と中央区・晴海を結ぶルートで始めています。

運行ルート拡大 豊洲市場や有明方面にも

都は、新たな停留所の整備などを進めた結果、準備が整ったとして、4月1日から、運行ルートを拡大します。 
具体的には、これまでのルートが豊洲市場前まで延長されるほか、新橋から有明方面の国際展示場や東京テレポート駅を結ぶ新たなルートを設けます。

選手村跡地への乗り入れは2024年春以降

東京の臨海部では人口が増加しており、東京・中央区の晴海地区では、東京オリンピック・パラリンピックの選手村の建物や周辺の土地を活用し、新たに1万2000人が住む街「HARUMI FLAG」をつくる再開発が続いています。

都は、2024年の春以降、選手村跡地のマンションが建ち並ぶエリアに乗り入れるルートも新たに設ける計画です。

その後、専用レーンを活用してバスを優先的に走らせるなど、本格的なBRTでの運行を始めたい考えです。

新たな地下鉄計画 JR東京駅~東京ビッグサイト

このほか晴海地区をめぐっては都心部を結ぶ交通網として東京都が新たな地下鉄、仮称・「都心部・臨海地域地下鉄」の事業計画案を公表しています。

新たな地下鉄は「東京駅」を起点に、臨海部に向けておよそ1キロごとに「新銀座駅」、「新築地駅」、「勝どき駅」、「晴海駅」、「豊洲市場駅」、そして、「有明・東京ビッグサイト駅」のあわせて7駅の新設が検討されています。

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