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- 2023年2月7日
ギョーザ購入額(2022) 宇都宮は2位 1位は宮崎 3位は浜松
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「ギョーザのまち」として知られる宇都宮市は1世帯あたりのギョーザの購入額で宮崎市に次ぐ2位でした。前回より順位を1つあげましたが3年ぶりの日本一はなりませんでした。
宇都宮 “3年ぶりの日本一奪還ならずも”
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7日発表された総務省の家計調査によりますと、去年1年間の外食や冷凍食品を除く1世帯あたりのギョーザの購入額は、宮崎市が4053円で2年連続の1位、宇都宮市は3763円で2位でした。
宇都宮市は前の年より順位を1つあげましたが3年ぶりの日本一はなりませんでした。
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宇都宮市役所では、ギョーザのPRを担当する観光交流課の職員たちがパソコンの前で発表を見守り、結果がわかると冷静な表情で受け止めていました。
順位を1つ上げたことについて宇都宮市は、去年は「宇都宮餃子祭り」が3年ぶりに開催され、市民のギョーザへの関心が高まったためではないかと分析しています。
宇都宮市観光交流課 神野沙耶 主事
「順位に一喜一憂はしていませんが、ギョーザで宇都宮市が注目されるのはうれしいことです。引き続き、ギョーザを軸とした街の魅力づくりに取り組んでいきたい」
宇都宮市民 “食べるしかない”
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3年ぶりの日本一とはならなかった宇都宮市。
市民からは「2位は寂しい」などという声が聞かれました。
ギョーザ専門点が並ぶ「餃子通り」を訪れた 高校生
「ギョーザの本場だと思うので悔しいです。もっと多くの人に食べに来てほしい」
30代 女性
「宇都宮イコールギョーザのイメージなので2位は寂しい。もう食べるしかない」
60代 男性
「外食などが含まれておらず、すべて含めれば全国一だと思います」
50代 男性
「市民のギョーザ好きは変わらないので、そこまで盛り上がらなくてもいい」
宮崎市 “2連覇達成”
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一方、去年に続いて2年連続で日本一となった宮崎市では、午前9時半ごろ、餃子店などでつくる宮崎市ぎょうざ協議会の渡辺愛香会長のもとに「日本一」の連絡が入ると、従業員たちは喜びを分かち合い、さっそく「2連覇達成」などと書かれたシールを持ち帰り用のギョーザのパックに貼るなど対応に追われていました。
また、宮崎市はギョーザの購入頻度でも3年連続となる1位を獲得し、購入の額と頻度で2年連続の2冠を達成しました。
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宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺 会長
「宮崎ぎょうざが新たな名物と言われるように頑張りたい。まだまだ宇都宮と浜松という諸先輩方には及びませんが、これからもギョーザで盛り上げていきたい」