連休明けの21日、東京都内では新型コロナウイルスに253人が感染していることが新たに確認されました。ことし6月21日以来、3か月ぶりに300人を下回りました。感染確認の減少が続いています。年代や感染経路別など詳細情報です。
東京都は21日、都内で新たに253人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。ことし6月21日以来、3か月ぶりに300人を下回りました。
感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女で、1週間前の火曜日より751人減り、およそ4分の1になりました。1000人を下回るのは6日連続、前の週の同じ曜日を下回るのは30日連続です。
また、21日までの7日間平均は663.9人で、前の週の53.4%でした。7日間平均が前の週を下回るのは28日連続で、感染確認の減少が続いています。
都の担当者
「21日は連休明けで、検査数が連休中に少なかったので、火曜日のなかでも特に少なくなっている。ただ、緊急事態宣言中であることと、感染力が強いデルタ株なので増えるときは一気に増える。感染防止対策を続けてほしい」
都内で感染が確認されたのは37万2545人になりました。
感染が確認された253人の年代別の内訳です。
10歳未満 16人
10代 21人
20代 87人
30代 53人
40代 33人
50代 15人
60代 13人
70代 7人
80代 7人
90代 1人
「家庭内」 71人
「職場内」 25人
「施設内」 3人など
21日時点で入院している人は、20日より210人減って2196人で、「現在確保している病床に占める割合」は33.4%です。
都の基準で集計した21日時点の重症の患者は20日より17人減って152人で、重症患者用の病床に占める割合は30.2%です。
重症患者の年代別
10歳未満 1人
20代 5人
30代 7人
40代 16人
50代 63人
60代 39人
70代 17人
80代 4人
10歳未満の患者で重症となるのは4人目です。
また、都は、感染が確認された50代と60代の男性と、80代の女性のあわせて3人が死亡したことを明らかにしました。
都内で感染して死亡した人は2804人になりました。