詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「1回支払うと何度も繰り返し金銭要求」です。
茨城県内での最近の事例はこちら
「優先入居権に注意」
「口座を売った疑いで捜査に注意」
「かぜをひいているに注意」
「番号が間違っているに注意」
3月、茨城県石岡市に住む40代の男性の携帯電話に、「複数の有料サイトの利用料金が未払いになっている」などと突然、男から電話がかかってきました。
電話は複数回あり、男性は話を信じてしまい、2回にわたってあわせて80万円を電子マネーで支払ってしまいました。
~指示に従いお金払うと…何度も狙われる~
すると数日後、今度はセキュリティ会社の社員だという男から電話がかかってきました。
男は「あなたの携帯電話のウイルス感染が原因で被害が出ている」と言って示談金名目でお金を要求したということで、男性はこの話も信じてしまい、指定された住所にお金を郵送で送ったり、口座に振り込んだりして、およそ860万円をだまし取られました。
皆さんへのお願いです…「1回支払うと何度も繰り返し金銭要求」
詐欺グループにとっては、相手は誰でもいいため1度、指示に従ってお金を払ってしまうと「だませる相手」と狙いを定めてだまし文句を変えながら何度もお金を要求してきます。
有料サイトの未納料金や、ウイルス感染名目でのお金の要求は典型的な詐欺の手口です。
あなたの大切な財産を失わないためにもこうした電話があればまずは家族や警察などに相談してください。