“カードがスキミング犯罪に”横浜の事例で学ぶ特殊詐欺の手口と対策【動画あり】

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害！」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「カードがスキミングされた」に注意です。

神奈川県内での最近の事例はこちら
「ニセの逮捕状に注意」
「上司の親も工面に注意」
「保険の契約が切れるに注意」
「金は返すに注意」

“あなたのクレジットカードが…”

横浜市に住む70代の女性の自宅に去年、家電量販店の店員を名乗る男から「あなたのクレジットカードを使用して買い物をしようとする不審な女性がいます」と電話がありました。

そのあと、警察官を名乗る男からも電話があり、「カードがスキミングされて犯罪に悪用されています」と言うのです。

男は、「カードを再発行する必要があり、金融庁の職員が自宅に行くので渡してください」と指示してきました。

話を信じた女性は、自宅を訪ねてきた男にキャッシュカードなどを渡してしまい、やりとりの中で暗証番号も伝えていたため口座から150万円を引き出されてしまいました。

皆さんへのお願いです…「カードがスキミングされたに注意」

スキミングとは、カードの情報を不正に抜き取ることです。
そのように言われたら不安に感じてしまいますよね。

不安につけ込んでカードを要求するような電話は詐欺の疑いが濃厚です。
見ず知らずの他人に大切なカードを渡してしまう前に必ず家族や警察に相談するようにしてください。