詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「磁気不良でカードを渡して」に注意です。
埼玉県内での最近の事例はこちら
「裁判所手続きでキャッシュカード必要に注意」
「書類再発行でATMに注意」
「サイバー保険に注意」
「カードを無効に変更」
4月上旬、埼玉県越谷市に住む80代の女性の自宅に金融機関の職員を名乗る男から「機械のトラブルが起きてあなたのキャッシュカードが磁気不良を起こしています」と電話がありました。
男は、さらに「カードを調べるためにあなたの自宅近くにいる職員がすぐに行きますので渡してください」というのです。
話を信じた女性は、暗証番号を教えるとともに自宅を訪れた男にキャッシュカード2枚を渡してしまい、気づいた時には現金50万円をだまし取られていました。
今回のポイントはこちら…「磁気不良でカードを渡してに注意」
カードが磁気不良を起こすことはありえることです。
詐欺グループは、このことを悪用してあなたのキャッシュカードを調べるためなどとうそを言ってカードを渡すように求めてきます。
思い当たるふしがないのに突然、電話がかかってきてキャッシュカードを渡すように求められたら詐欺を疑い、家族や警察に相談してください。