詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「供託金を払えば大丈夫」に注意です。
群馬県内での最近の事例はこちら
「電話はつないだままにしてに注意」
「妊娠させて慰謝料が必要に注意」
「修理できるし、保証がつけられるに注意」
「盗難防止用キャッシュカードに変更」
ことし2月下旬ごろから、群馬県藤岡市に住む77歳の男性の自宅に会社員を名乗る男から複数回、電話があり、「別の人物があなたの会員番号を使って商品を買っている」などと言われました。
そして、男は「会員になる前に商品を買うと犯罪になる」などと不安をあおった上で、解決策だとしてこう言うのです。
「供託金を払えば大丈夫。供託金は返ってくる」
その後、警察庁の職員だという人物から「群馬に出張に行っている職員に取りに行かせる」という電話があり、話を信じた男性は自宅を訪れた男に800万円を渡してしまいました。
今回のポイントはこちら…「供託金を払えば大丈夫に注意!」
突然、「犯罪になる」などと言われると、動揺してしまうかもしれませんが、それが詐欺グループの狙いです。
不安につけ込み、供託金や保証金などの名目で「払えば解決する」、「返金される」などとうそを言うのは典型的な詐欺の手口です。
1度詐欺グループに渡ったお金は絶対に戻ってはきません。お金はあなたの大切な財産です。
心当たりがないのに要求に応じたり、初めて訪れた見ず知らずの人にお金を渡したりは絶対にしないでください。