STOP詐欺被害!

  • 2024年3月25日

茨城県土浦市の事例で学ぶ 特殊詐欺の手口と対策「優先入居権に注意」【動画あり】

キーワード:

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「優先入居権」に注意です。

“老人ホームの優先入居権がある…”

去年12月、茨城県土浦市内の70代の女性の自宅の電話に、デイサービス運営会社の職員を名乗る男から「老人ホームの優先入居権がある。入らないのであればほかの人に譲ってほしい」という内容の電話がありました。

女性が権利を譲ると伝えたところ、1か月後になって今度は別の介護関連サービス会社の職員を名乗る男から電話があり、「優先入居権は譲ってはいけない決まりだ。解決には1000万円が必要だ」などと言うのです。

その後も、金融庁や弁護士事務所の職員だという人物から電話で金を要求され、話を信じた女性は、指示に従ってあわせて現金およそ900万円を宅配便で送ってしまいだまし取られました。

皆さんへのお願いです!

皆さんへのお願いです…「優先入居権に注意」

老人ホームの優先入居権名目で高齢者をだまそうとするのはよくある詐欺の手口です。

警察によりますと、申し込んでもいない施設の入居権が案内されることは原則、ないということです。こうした優先入居権をかたる電話で、お金の話がでたら詐欺を疑って警戒してください。

また、被害を防ぐには自宅にある固定電話を留守番電話に設定しておくのも有効だということです。
是非、検討してみてください。

ページトップに戻る