詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
今回は、埼玉県所沢市の県立所沢西高校の生徒たちが作成した「すごろく」を通じて、高齢者が特殊詐欺の被害にあうのを防ごうという取り組みを紹介します。
テーマは「地域の交流で防犯力を高める」です。
埼玉県所沢市の集会所で高齢者と高校生が楽しんでいるのは、「すごろく」です。
県立所沢西高校の生徒が、警察のアドバイスを受けながら作成しました。
参加した人は「100万円」を持ってスタート!
マスに書かれているのは…。
「医療費が戻ってくると言われ、ATMに行ってしまった。3マス戻り、200万円を失う」
「不審な電話を近所の人に共有し、被害拡大を防いだ!3マス進み、10万円もらえる」
参加した人たちは、「すごろく」を通じて特殊詐欺の注意点や被害を防ぐポイントを学んでいました。
参加した女性
「楽しみながら詐欺に対する対処のしかたを学んだので、気をつけたいと思います」
すごろくづくりのまとめ役 所沢西高校2年生 神出こゆきさん
「想像していたより皆さんが楽しんでくれてよかったです。周りの友人や家族にも対策が広がればと思います」
今回のキーワードはこちら…「地域の交流で防犯力を高める」
若い世代が作ったすごろくを通じて特殊詐欺を防ぐための対策を共有し、地域の防犯力を高めることにつなげていました。
みなさんの地域でもぜひ声をかけあって被害を防いでいきましょう。