詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「被災地に支援物資を送る」に注意です。
1月7日、栃木県矢板市に住む高齢の女性の自宅に、市役所の職員を名乗る人物から「被災地に支援物資を送る。着物や皿はないですか」と電話がありました。
女性は、市が個人に直接連絡してくるのはおかしいと思い「ありません」と答えてすぐに電話を切ったということです。
また、1月17日には栃木県足利市でも高齢の女性の自宅に「被災地に支援物資を送る。自宅に取りに行くので何か持っていませんか」という電話があったということです。
皆さんへのお願いです。「被災地に支援物資を送るに注意」
警察や消費生活センターによりますと、1月1日に能登半島地震が起きたこともあって、災害に便乗したような不審な電話が各地で確認されています。
詐欺グループが、あなたの善意につけ込んで義援金などの名目で現金をだまし取ろうとしているおそれもあります。
自治体や警察などの公的機関が、個人に直接連絡して支援物資や義援金の協力を呼びかけることはありません。こうした電話がかかってきたら警察や消費生活センターに相談してください。