詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「携帯がハッキングされ、詐欺に使われている」に注意です。
神奈川県の特殊詐欺被害
「暗号資産を始めたに注意」
「口座が不正に使われているに注意」
「かばんを盗まれたに注意」
「暴力団員を名乗る電話に注意」
去年10月から12月にかけて、神奈川県相模原市の60代の男性の携帯電話に、複数の男から電話が相次いでかかってきました。
男らは、実在する個人情報保護委員会の職員などを名乗り、「あなたの携帯電話がハッキングされた。詐欺に使われている」などと言うのです。
すると今度は、保証協会の職員だという男から電話があり、「詐欺の被害者から請求があった場合に備えて保険に入りましょう」などと勧められました。
話を信じた男性は、保険料などの名目で190万円分の電子マネーと、現金およそ1500万円をだまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。「携帯がハッキングされ、詐欺に使われているに注意」
詐欺グループは、実在する公的機関の職員を名乗り、「ハッキング」や「詐欺」という言葉で不安にさせたうえで現金などを要求してきます。
身に覚えのない話で、現金を求める電話は詐欺の疑いがあります。
慌てて対処しようとせず、警察や家族に相談してください。