詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「“息子ががん”に注意!」です。
ことし6月、東京・台東区に住む90代の女性のもとに医師を名乗る人物から「息子さんがのどのがんの可能性があり手術をする。このあと本人から連絡があります」と電話がありました。
続いて息子を名乗る男から電話があり、「のどの調子が悪くふだんと声が違う。手術で300万円かかるので用立ててほしい。自分で説明するので、会社の人には言わないでほしい」と伝えてきたということです。
この話を信じた女性は、自宅を訪ねてきた息子の同僚を名乗る男に現金100万円を渡してしまいました。
皆さんへのお願いです。「“息子ががん”に注意!」
詐欺グループは、あなたが家族を大切に思う気持ちを逆手にとって現金をだまし取ろうとします。
たとえ家族を名乗っていても電話でお金の話をされたらまずは詐欺を疑って電話を切り、本人に直接確認したり警察に相談してください。