詐欺：“申請書届いた？”に注意！！

10月、東京・千代田区に住む70代の女性の自宅に区役所の職員を名乗る男から電話がありました。
男は「医療費の返金のための申請書を送ったのですが、届いていますか」などと言ってきたということです。

女性が「申請書は届いていない」と答えると、男は「返金の手続きのため、キャッシュカードを用意して近くのATMに行ってください」と、指示してきたということです。

ATMに着いた女性が、指定された電話番号にかけると別の男が出て、「手続きをしますのでキャッシュカードを入れてください。私が言うとおりに操作すれば、申請書の用紙が出てきます」と伝えてきました。

話を信じた女性は、男の言うとおりにATMを操作し、およそ99万円をだまし取られてしまったということです。

皆さんへのお願いです。「“申請書届いた？”に注意！！」  

警視庁によりますと、区役所などの自治体が医療費の還付金があると連絡してきたり、申請書を送ってきたりすることはありません。不審な電話を受けた場合は、すぐに電話を切って、警察や身近な人や相談してください。