詐欺：“きょう納めないと裁判を起こす”に注意！

8月、埼玉県小鹿野町に住む60代の女性の携帯電話に、通信会社の職員を名乗る男から「インターネットサービスの利用料金、およそ25万円が未納です」と電話がありました。

さらに男は「きょう納めないとあした裁判を起こします。間違いだったと分かれば、料金の95パーセントが戻るのでいったん納めてください」と催促してきました。

話を信じた女性は、家の近くにあるコンビニエンスストアで電子マネーおよそ25万円分を購入し、電子マネーを使うために必要な番号を男に教えてしまいました。女性は、翌日も被害にあい、あわせておよそ40万円をだましとられたということです。

皆さんへのお願いです。「“きょう納めないと裁判を起こす”に注意！」

犯行グループは、裁判を持ち出して、支払わないと大ごとになるかのように脅したうえ、「きょう中に納めて」などと短い期限を設けて周りに相談する余裕を与えないようにしてきます。
電話で見覚えのない請求をされたり、お金の話が出たりしたら、その場で電話を切り警察や周りに相談してください。