詐欺：“口座がふたつある”に注意！！

7月下旬、千葉県に住む80代の女性の自宅に郵便局員を名乗る男から「奥様の口座がふたつあります。身に覚えがなければ警察に連絡します」と電話がありました。

女性が連絡を依頼すると、すぐに警察を名乗る男から電話があり「被害を防ぐためキャッシュカードに指紋を登録する必要がある」というのです。

さらに銀行協会を名乗る男からも電話が入り「指紋の登録にはカードの更新が必要です。口座番号と暗証番号を教えてください。古いカードは職員が預かりに行きます」というのです。

女性は話を信じてしまい口座と暗証番号を教えた上、自宅を訪ねてきた男にキャッシュカードを渡してしまいました。女性はその後、家族に相談してだまされたことに気づきましたが、口座からはおよそ200万円が引き出されていたということです。

皆さんへのお願いです。「“口座がふたつある”に注意！！」

詐欺グループは、あなたに不安を感じさせてことば巧みにだまそうとしてきます。
また、警察や銀行協会などもっともらしい名前を出してくるのも特徴です。こうした電話がかかってきたら詐欺を疑ってください。そして、どんな理由があってもキャッシュカードを他人に渡さないでください。