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詐欺:“小切手をなくした”に注意

  • 2021年11月1日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“小切手をなくした”に注意」です。

10月、埼玉県戸田市に住む81歳の女性の自宅に同居する次男を名乗る男から「契約書と100万円の小切手が入ったカバンをなくしてしまった」と電話がありました。

すると、その後すぐ、今度は警察官を名乗る男から電話があり「息子さんがなくしたカバンが見つかり契約書が入っていました」と言われました。

女性がほっと胸をなで下ろしていると、再び次男を名乗る男から電話があり、「カバンは見つかったが小切手ははいっていなかった。100万円を立て替えなければいけない」というのです。

めまぐるしく変わる状況に慌て、話を信じてしまった女性は、その後、自宅を訪れた次男の同僚を名乗る男に現金100万円を渡してしまったということです。

皆さんへのお願いです。「“小切手をなくした”に注意」

詐欺グループは、家族をかたり、会社の大事な小切手をなくしたなどと言って、不安をあおり、現金をだまし取ろうとします。電話でお金の話をされたら、詐欺を疑っていったん電話を切り、家族や警察に相談してください。

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