• 2024年5月17日

川越からお届けしました

首都圏ネットワーク東武東上線沿線ウイーク#4
安藤佳祐アナウンサーと後藤茂文記者

「首都圏ネットワーク」で東武東上線の沿線からエリアの魅力や課題を5日間! 4日目の5月16日(木)は、川越のまちから“鉄道と観光”をテーマにお届けしました。

【NHKプラスで見逃し配信中】

“小江戸”川越に 観光新拠点

去年、相鉄・東急新横浜線方面への直通運転が始まり、東京、神奈川からのアクセスが一層よくなった川越。きのう(5月15日)、新たな観光施設がオープンしました。

 

かつて銀行だった建物をリノベーションした施設です。国の登録有形文化財にもなっています。

 

こちらはもともと銀行の窓口業務が行われていた場所ですが、お土産売り場やイートインスペースになっています。

また、コワーキングスペースや飲食店の経営を目指す人がチャレンジできるシェアキッチンなどもあります。銀行が作った施設なので、地域の産業創出や起業家を育成する機能も備えているんです。

 

こちらのお土産コーナーには川越の土産以外に、寄居町名産の蜜柑ジュースや東松山市のピクルスなど東上線沿線の品も置かれています。その理由は?

 

りそなコエドテラスの森直人館長です。鉄道のアクセスの良い川越ということで、この場所で商品に触れることで埼玉各地の魅力を知ってもらい、それをきっかけに埼玉各地を観光してもらえたらうれしいと思っていると話しました。

川越の夜にもっとにぎわいを

新たな施設もできて魅力が増す川越ですが、鉄道でのアクセスのよさゆえに、観光客が早く帰ってしまうのが悩みでした。そこで川越の夜ににぎわいを作り出そうと新たな取り組みが始まっています。Vリポートで紹介しました。 
  配信で見る(5月23日午後7時まで)

 

夜も楽しめる趣向はこの施設でも。2階にはバーがあり、その利用者が使えるテラス席もあります。午後10時まで営業していて、夜の景色を楽しむことができます。

 

夜間に営業するイタリアンレストランもありますが、銀行だった頃の雰囲気を感じながら食事を楽しめるこの部屋が、ひとつの目玉となっているんです。かつて頭取室として使われていて、柱や窓枠などの内装は大正時代当時のものをそのまま残しています。

 

最後に明治時代の頭取が描いた夢をご紹介。埼玉りそな銀行の前身のひとつ、第八十五銀行の頭取だった綾部利右衛門さんは、東上線ができる前から、東京と川越を結ぶ鉄道を作る夢を描いていたそうです。

おでかけしゅと犬くんも川越から

みなさんから届いた「しゅと犬くん電車ぬりえ」を川越のまちからご紹介しました。  
ぬりえのダウンロードはこちらからどうぞ!

 

東武東上線沿線ウイーク 5日間

5月13日(月) 池袋 “鉄道が作った大都会”
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5月14日(火) 大山 沿線の暮らしは東武東上線とともに
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5月15日(水) 朝霞台 学生と地域が連携 沿線のいま
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5月16日(木) 川越 観光客を呼び込む鉄道の力
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5月17日(金) 小川町 鉄道をいかして地域を元気に
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このあとの東上線特集は

ラジオでも放送!

  5月25日(土) 午前10:05  R1  らじる★らじる  radiko 
  鉄旅・音旅 出発進行!〜音で楽しむ鉄道旅〜

「首都圏いちオシ!」でも沿線を舞台に放送!

  6月2日(日) 午後1:05  NHKG   NHK+  
  中川家礼二の沿線いちオシ!東武東上線

  6月30日(日) 午後1:05  NHKG   NHK+  
  笑ったび ~埼玉県東松山市~

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