• 2023年7月12日

あきる野市に「出前授業」に行きました!

「NHKって何の略?」

「スタジオってどうなってるの?」

「水中の取材ってどうやるの?」

去年に引き続き、NHK職員 しょくいん が小学校におじゃまして質問に答えました。

小学校5年生の社会科の授業の中に「放送局の仕事」について学ぶ単元があります。この授業に沿 って、NHK首都圏局 しゅとけんきょく では小学校に出向いてお話をする「出前授業」を行っています。

今回おじゃましたのは、東京都あきる野市の秋川の近くにある小学校。

授業が始まる前に担任の先生と講師役 こうしやく のNHK職員が廊下 ろうか にスタンバイ。

カメラマンと入念 にゅうねん に打ち合わせをします。

チャイムが鳴って、中継風 ちゅうけいふう に授業がスタート!

教室のテレビには、担任の先生とNHK職員が話している様子が映っています。

そして、先生たちとカメラが教室に入ってくると… 「おぉ~」と歓声 かんせい があがります。カメラが生徒の方を向くと、今度はテレビに映る自分たちの姿に大盛 おおも り上がり!

和んだところで、一コマ目の「社会」の授業を始めます。 

まずは、「NHK」って何?というところから。

NHK職員

「NHK」って何の略か知ってますか?

生徒

にっぽんほうそうきょく!

NHK職員

しい!正解は…にっぽんほうそうきょうかいです。私たちはここNHKで番組を作り、みなさんの家に とど ける仕事をしています。

授業では、 色々なニュースについて、「どのように情報を集めて、まとめて、発信しているのか」を番組を例に見ていきます。 

ポイントは「正しい情報を多様な視点 してん で、そしてわかりやすく」です。テレビ局では、多くの人で話し合う事で、「正しい情報か?見方に かたよ りが無いか?」を確認しています。

そして、こうした取り組みは、みなさんからいただく受信料 じゅしんりょう で成り立っていること、NHKが、みなさんの命や財産を守ることを使命とし、いつでも正確な情報をいち早く届けようと努力していることもお伝えしました。

座学 ざがく の次は「体験」の授業です。3つの はん に分かれて、実際にカメラを かつ いで友だちを うつ す「カメラマン」体験や、大きなマイクで音をとる「音声マン」体験、夏休みを前に、水辺を安全に楽しむために大切にしたいことを、NHKの潜水 せんすい カメラマンと考える授業を順番に受けます。

こちらの班では早速、カメラを担いでみます。意外とずっしりとくる重さで、みんなびっくりしています。友だちを映して、ピントの合わせ方を教えてもらっています。

そして、こちらはマイク。力を入れて支えないと、うまくバランスがとれません。

このように重たい機材を担ぎながら、取材する仕事だと理解してもらいました。 

こちらの班はNHK潜水カメラマンのお話。

自らが撮影 さつえい した水中映像 えいぞう を交え、安全に水辺を楽しむためのポイントを紹介 しょうかい しました。残念ながら毎年水の事故で くなる子どもがいること、事故の現場に立ち会うカメラマンだからこそ、みんなには安全に水辺を楽しんでほしいというメッセージをお伝えました。

生活圏 せいかつけん に川がある子どもたち。目は真剣 しんけん そのもの、しっかり聞いてくれました。

カメラ操作 そうさ ・マイク体験、潜水カメラマンの授業と りだくさんの45分。チャイムが鳴って、2コマのNHK特別授業は終了となります。

わたし たちは、NHKのことを知ってもらおうと、みなさんと直接お話しする機会を大切にしています。これからも、たくさんの小学校でお話できるのを楽しみにしています。

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