豊洲市場から、春の訪れを告げるといわれる「たけのこ」。大田市場からは、卒業式やホワイトデーの贈り物にもおすすめ「ラナンキュラス」や「カーネーション」など、3月おすすめの花を紹介します。
食感と香りのよい、春を告げる野菜といわれる。
■主な産地
福岡、鹿児島、熊本、京都など日本各地。
■旬
九州産が12月頃から出荷されるが、出荷量が多くなる3~4月が旬となる。
■たけのこの見極め方
・持った時にずっしりと重いもの
・皮がやや黄色を帯びているもの
・穂先が黄色く、開いていないもの
■おすすめの食べ方
『たけのこごはん』
<材料>(2人分)
・たけのこ(ゆでたもの) … 150g
・米 … 2合
・水 … 2合分(規定量よりやや少な目)
・にんじん … 1/3本
・しょうゆ … 大さじ2
・酒 … 大さじ2
・みりん … 小さじ1
・顆粒(かりゅう)だしの素(もと) … 小さじ1
<つくり方>
1.たけのこをゆで、食べやすい大きさに切る。(穂先は縦切り、根元はいちょう切りがおすすめ)
2.にんじんは、せん切りにし、米はといで水けを切っておく。
3.炊飯器に米、しょうゆ、酒、みりん、顆粒だしの素、水を入れ、軽くかき混ぜる。その上に、たけのこ、にんじんをのせ、炊く。炊き上がったら軽く混ぜ合わせ、蒸らして完成。
『たけのことたらこの和風炒め』
<材料>(2人分)
・たけのこ(ゆでたもの) … 100g
・たらこ … 1本
・料理酒 … 大さじ1
・しょうゆ … 小さじ1
・油 … 適量(炒める用)
<つくり方>
1.ゆでたたけのこは食べやすい大きさに切り、たらこは身をほぐしておく。
2.フライパンに油を入れて熱し、軽くこげ目がつくまでたけのこを炒める。料理酒をふりかけ、しょうゆを回し入れたら、たらこを加え軽く混ぜながら炒める。
3.たらこに火が通り、色が白くなったら完成。
■たけのこの紹介
豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「今年は出回りが10日から2週間ぐらい早く、3月に、いっぱい出回ります。とってもおいしいので、皆さんいっぱい食べてください」
■ラナンキュラス(長野産・大分産)
いろいろな種類から選べるので、花を贈る時におすすめ!
■カーネーション(香川産・茨城産)
この時期に出てくるカーネーションは、冬場にじっくりと時間をかけて育ち、大きな花を咲かせる。
複色(花びらが二色)のものが華やかで、おすすめ。
■エピデンドラム(徳島産)
花束に入れるとゴージャスな雰囲気になります。
花もちが良いので長い期間、楽しめる。
■アスチルベ(長崎産)
ソフトなイメージの草花。メインになる花(カーネーションなど)と合わせて花束に入れるのがおすすめ。
■ハーブ苗(愛知産)
手入れが簡単で、初心者にもおすすめの鉢物。
■アロマティカス
レモンやミントの香りも楽しめる。
■おすすめの花を使ったアレンジメント
■3月おすすめの花の紹介
大田花き市場 卸 宍戸純さん
「3月は、卒業式、ホワイトデー、お彼岸など、お花を贈る機会があると思います。若い人に人気のブルーの花を使った花束も、卒業式などにおすすめ。送ってみてはいかがでしょうか」