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「お弁当にピッタリレシピ」

  • 2024年1月12日

ひるまえほっとでは、お弁当にふさわしいレシピを色々とご紹介してきましたが、今回は、視聴者の方からご好評いたいただいたものを、アンコールでお送りします。
作ってくださったのは、藤井恵さん、まんぼママさん、きじまりゅうたさん このお三方!
新学期が始まって、お弁当のレシピに悩んだりしていませんか?定番のおにぎりと卵焼きに一工夫、さらにスープまでご紹介。

<教えていただいた先生>

料理研究家・管理栄養士 藤井 恵(ふじい・めぐみ)さん
娘さん2人のお弁当を15年間作り続け、身近な材料で簡単においしく作れるレシピが人気を集めています。

さけのごまみそマヨネーズおにぎり

<材料>(2個分)
・さけの中骨(缶詰) … 1/2缶分(85g)
・温かいごはん … 200~250g
・焼きのり(全型) … 1枚(半分に切る。長方形2枚分)
・みそ … 小さじ1
・マヨネーズ … 大さじ1/2
・おろししょうが … 小さじ1
・すりごま(白) … 大さじ1
・青じそ … 10枚(ちぎる)
・塩 … 少々

<作り方>
1.ボウルにみそ、マヨネーズ、おろししょうがを入れて一度混ぜ、白すりごま、さけの中骨を加えてよく混ぜる。青じそをちぎりながら入れてさらによく混ぜ合わせる。
白すりごまを入れることで、具材から水分が出にくくなる。
さけの中骨の骨をしっかりつぶすようにしてほぐして混ぜると、より食べやすくなる。
さけの中骨にはたんぱく質が含まれ、骨を丸ごとやわらかくいただけるのでカルシウムも豊富!
青じそはちぎりながら入れることで、風味が増す。

2.まな板の上にラップをしき、その上に温かいごはんの1/4の量を広げ、(1)で混ぜた具材の半量だけのせる。その上から挟むように、さらにごはんの1/4の量をのせる。

3.(2)のごはんをラップで包み、周りをかためるように、力をいれずにふんわりと握る。
ごはんをつぶさないよう形を整えるくらいに、ふんわりとやわらかく、リズミカルに握る。

4.ラップの外側をはずし、ごはんの両面に、上から塩を少々ふりかけ、再びラップをし、さらに軽く握る。

5.のりをまな板の上にのせ、(4)のおにぎりを中央にのせて、両端からのりで包む。(のりを立てるようにして包む)
すぐに食べる時は、のりを立てたまま食べるとパリッとした食感を味わえる。

<POINT>
※フライパンなしで作れます!
※お好みで七味とうがらしを加えてもおいしいです。
※さけとごまみそマヨネーズを合わせたものを、パンにのせてもおいしく頂けます。

藤井さん流!のりがパリッとしている状態を保つコツ

1.のりを横向きに置き、ラップの余白部分をのりの半分と同じ長さだけ作る。

2.反対側も同じように残す。

3.のりの端の部分に合わせてラップを半分におり、おにぎりをラップの上に乗せる。

4.上下の部分もラップをおり返す。

5.ちょうど中央のところをしっかりおさえて、反対側へたおし、のりの部分をおり込むようにしてかぶせる。

 

最後はピタッと止めて、出来上がりです。

 

<教えていただいた先生>

きのこ料理研究家 まんぼママさん

なめたけ入り卵焼き

《手作りなめたけ》
<材料>
(作りやすい分量)
・えのきだけ … 1パック(200g)

<調味料>
・しょうゆ、みりん、酒 … 各大さじ1

<作り方>
1.えのきだけの石づき部分を切り落とし、1cm長さに切る。
2.フライパンにえのきだけと調味料を入れ、よくかき混ぜてから、弱火にかけ、5分間ほど煮る。

【まんぼママのおいしいポイント】
・きのこのうまみ成分グアニル酸は60~70℃で出てくるので、冷たい状態から調理する。
・えのきだけは加熱するととろみが出るので、焦がさないようにかき混ぜる。
・冷めるときに味が入るので、粗熱が取れるまでそのままフライパンに入れておく。

☆なめたけは煮沸した瓶に入れて冷蔵庫で保存すれば、約1週間おいしく食べられる。
☆なめたけにすることできのこ特有の香りがやわらぐ。
☆ごはんや冷ややっこにもぴったり!

 

<材料>(2人分)
・手作りなめたけ … 大さじ3
・卵 … 3個
・砂糖 … 大さじ1
・サラダ油 … 大さじ2

<作り方>
1.ボウルに卵と砂糖を入れて、泡立てないようにときほぐす。
2.中火で卵焼き器を熱し、サラダ油を入れて、卵液1/4量を流し入れて焼く。
3.手前になめたけを入れて、クルクル巻き込む。
4.卵焼き器にサラダ油を入れ、1回目と同じ量の卵液を入れてクルクル巻く。卵液がなくなるまで繰り返す。
5.オーブン用の紙で巻いて形を整えて粗熱が取れたら、切り分ける。

【まんぼママのおいしいポイント】
・砂糖を加えることで、ふんわり食感が増す。
・サラダ油をたっぷり使う。

 

<教えていただいた先生>

料理家 きじまりゅうたさん
アレンジ料理のスペシャリストでこれまで考案したレシピは1,000種類以上。
どんな食材もきじまさんにかかれば変幻自在です。

アレンジ自在の“ポトフ”

<材料>(1人分)
・キャベツ … 1/3個
・キャベツの外葉 … 適量
・鶏手羽中 … 300g
・たまねぎ … 1/2個
・にんじん … 小1本
・サラダ油 … 小さじ2
・水 … 600ml
・塩 … 少々+小さじ1/2
・粒マスタード … 適量
・オリーブオイル … 適量

<作り方>
1.フライパンにサラダ油を入れて、鶏手羽中を皮を下にして並べて、塩(少々)を振り、火にかける。

2.にんじんは皮をむいて長さ3等分に切ってから2~4つ割りにする。たまねぎは2cm幅のくし形に切る。キャベツはざく切りにする。外葉はかたい部分を落とし大きめに切る。

3.鶏肉の皮目に焼き色がついたら裏返し、にんじんとたまねぎをいれてサッと炒める。

4.水を注ぎ、煮たったらふたをして、弱めの中火で10分ほど煮る。

5.塩(小さじ1/2)で味を調え、キャベツを入れてふたをして5分ほど煮る。

6.適量を器に盛り、オリーブ油をかけて粒マスタードなどを添える。

<アレンジ例>
和風ポトフ

<材料>(1人分)
・ポトフ … 1人分
・ポン酢しょうゆ … 適量
・柚子(ゆず)こしょう … 適宜

<作り方>
1.ポトフ(1人分)を小鍋か電子レンジで温め直し、ポン酢しょうゆをかけて柚子(ゆず)こしょうを添える。

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