豊洲市場から旬の食材を紹介します。秋の味覚!脂がたっぷりのった「サンマ」と、焼くととろけるようにおいしい「なす」をご紹介します。
■見極めのポイント
・頭の後ろが盛り上がっている。
・くちばし・尾が黄色い。
■サンマの保存方法
・内臓を取り除き、水分を取り、冷蔵庫で保管。
■旬
・8月下旬~11月上旬。
■おすすめの食べ方
『サンマの塩焼き』
~グリルで強火で焼く すだちと大根おろしを添えて~
『サンマの刺身』
~刺身用を必ず使用 わさびじょうゆをかけて~
『サンマの巻きずし』
~刺身用を必ず使用 サンマを酢でしめて、ごま入りの酢めしで大葉とサンマを巻く~
■サンマの紹介
豊洲水産市場 仲卸 小川仁和子さん
「今年のサンマは小ぶりですが、脂がとってものっているので、是非皆さんお召し上がりください」
■主な産地
高知・群馬・熊本・福岡など。
■新鮮なものの見極め方
・皮に張りがあり、ツヤがあるもの。
・とげが立っているもの。
・重みのあるもの。
■保存方法
・常温での保存がおすすめ。
・乾燥を防ぐためポリ袋に入れて、冷暗所で保存。
■おすすめの食べ方
『なすのたたき』
<材料>(2人分)
・なす … 4本
・ツナ缶 … 1缶
・ゆずポン酢 … 適量
・小ねぎ、しょうが、みょうが、大葉 … 各適量
・揚げ油(素揚げする場合) … 適量
<つくり方>
1.なすはへたを切り、1.5cm幅で斜めに切り素揚げする。レンジにかける場合は、丸ごとラップで包み、1本あたり500Wの電子レンジに1分30秒かける。
2.ツナ缶は油を抜き、なすを並べた上にのせる。
3.小ねぎは小口切り、しょうが・みょうが・大葉は千切りにして(2)の上に散らし、ゆずポン酢を回しかけて完成。
※ツナ缶の代わりに焼いたアジ、サバをほぐして使用してもよい。
『なすのひつまぶし』
<材料>(2人分)
・なす … 4本
・みょうが … 1個
・大葉 … 4枚
・しょうが … 適量
・サラダ油 … 大さじ1
・ごはん … お茶わん1杯
・だし汁 … 100ml
<A>
・酒 … 大さじ1.5
・砂糖 … 小さじ2
・しょうゆ … 大さじ2
・みりん … 大さじ1.5
<つくり方>
1.なすはヘタをとり、ピーラーで皮を剝き、1本づつラップに包んで電子レンジに約3~4分(600W)かける。粗熱がとれたら、真ん中を裂いて開く。
2.フライパンにサラダ油を熱し、なすを中火で片面1分づつ焦げ目がつくまで焼く。<A>を合わせ入れてふたをして弱火で1分、最後に少し火を強めてよく絡める。だし汁はあたためておく。
3.ごはんを盛り、細かく刻んだみょうが・大葉・しょうがを別皿に添えて完成。
★そのまま食べる、ごはんの上に乗せて薬味をかけて食べる、だし汁をかけて食べるとひつまぶしのように3度楽しめる。
■なすの紹介
豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「秋なすで有名な食材ですが、実は年中いろんな産地のものが食べられます。これからの産地のものをいっぱい皆さん召し上がってください」