日本中を撮影してきた中井さんに、撮影のポイントを教えていただきます。
訪ねたのは、千葉県の小湊鐵道。
千葉県市原市の五井駅から、大多喜町の上総中野(かずさなかの)駅までの18駅を結ぶローカル線です。
【1.撮り方】
連写で撮影する。連写は、シャッターを長押しすればOK。
シャッターを切るタイミングも大事。
我慢して我慢して、一番いいところでカチャカチャカチャッて連写します
【2.構図】
列車が来る前に、構図を決めておく。
列車を真ん中ではなく、端におく。そうすることで、列車全体がおさまる。
列車が来ても追いかけない!列車の端が入らなくてなってしまう原因に
【3. “伝えたいものは何か” を意識して撮影】
車両はあえて脇役に。
レンズの「広角」と「望遠」を使い分けることで、伝えたいものを大きく捉える!
列車はすごく小さいですが、小湊鐡道沿線の、ゆったりとした雰囲気が伝わります
【4.季節感を大事に】
俳句でいう「季語」になるもので季節を表現。
鉄道だけではなく、沿線の風景や季節感に着目すると、楽しみが広がります。是非チャレンジしてみてほしいと思います
【ゲスト】
鉄道写真家 中井精也さん
放送後、一週間程度はNHKプラスでもご覧いただけます。