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いま旬市場 昆布・れんこん

  • 2022年9月9日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。うまみたっぷりな「昆布」と、シャキシャキしておいしい「れんこん」です。

昆布(北海道産)

羅臼(らうす)昆布

利尻(りしり)昆布

真昆布

日高昆布

■漁期
・5月頃~10月頃

■保存方法

ジッパー付きの袋に軽く空気を抜いて昆布を入れ、袋にしまる大きさに切って保存。
※できれば袋を二重にし、プラスチック製の密閉できる保存容器に入れて保存するとよい。
※湿気に弱いので、湿気を帯びないように保存することがポイント。

■昆布のふき方

水にぬらし、きつく絞ったタオルか布巾で、表面を軽くふく。
※うまみ成分までふき取らないように、あまり強くふかないことがポイント。

■おすすめの食べ方
『昆布とかつおぶしのだし汁』
※天然の真昆布を使用するとよい。

<つくり方>
1.1リットルの湯(60℃)に真昆布(20g)を入れ、40分だしをとる。
2.(1)の昆布を取り出し、湯を沸騰させたら火を止め、かつお節(10g)を入れる。
3.2~3分だしをとったら、鍋から(2)を取り出す。
4.一度布巾でこし、浮遊物を取り出す。
5.(4)の鍋に、真昆布(10g)を追加する。
6.15分放置したら完成。


『昆布のつくだ煮』

<つくり方>
1.昆布だしを取った後の昆布を細く刻み、鍋に入れる。
2.(1)に水・酒を同量加えて、弱めの弱火で煮る。
3.(2)に砂糖を加え、好みの甘さになったらしょうゆを加える。

つくだ煮は日高昆布や長昆布(ながこんぶ)で作ることで、短時間で仕上がり、味もしみこみやすい。また、味がしみずに少し固いなと思った時は、水と酒を足し、好みのやわらかさにしてください。


■昆布の紹介

豊洲水産市場 仲卸 田中広さん
「ひと手間加えるだけで、普段よりおいしいお料理が作れます。ぜひ昆布を使っておいしいお料理を作ってください」

れんこん(茨城県産)

■栄養
・れんこんはビタミンCや食物繊維が豊富

■見極めのポイント

・ツヤがあり、淡く褐色なもの
・ずっしりと重みがあるもの
・切り口が見える場合 → 穴が小さく、肉厚なもの
・穴が黒ずんでいないもの

■保存方法
・カットされていないもの
 →濡れた新聞紙などに包み、冷蔵庫にいれる。1週間程度保存できる。
・カットしてあるもの
 →切断面が乾かないように、ラップなどをして保存。
・輪切りにして冷凍保存する場合
 →水けをよく切り、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍庫に入れる。1か月程度保存できる。

■おすすめの食べ方
『れんこんとベーコンのチーズ焼き』

<材料>(2人分)
・れんこん(酢水につけ水けを切る。薄いイチョウ切り) … 200g
・ベーコン(一口サイズにカットする) … 3枚
・ピザチーズ … 適量
・サラダ油 … 小さじ1

<つくり方>
1.フライパンへサラダ油を入れ、れんこんを半分敷き詰める。
2.チーズ → ベーコン → チーズ → 残りのれんこんを入れ、弱火で焼く。
3.半面が焼けてきたら返し、焼きあがったら完成。


『れんこんと油揚げの炊き込みごはん』

<材料>
・れんこん(うすいイチョウ切りにし酢水につけ、水けを切る) … 100g
・油揚げ(湯通しをして細かく刻む)
・にんじん(イチョウ切り) … 50g
・お米 … 2合
・小ねぎ … 適量

・しょうゆ … 大さじ2
・酒 … 大さじ2
・みりん … 大さじ1
・水 … 適量

<つくり方>
1.お米を洗米し、炊飯窯へ入れ、具材と調味料を入れる。
2.水を2合の目盛りまで入れ、炊きあがったら小ねぎをのせ完成。


■れんこんの紹介

豊洲青果市場 卸 吉守隆美さん

「れんこんは詰め物をするなど、料理のアレンジがたくさんできる野菜です。おいしい料理でれんこんをたくさん食べてください」
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