豊洲市場から旬の食材を紹介します。4~6月は産卵前で、とても脂がのっている「キンメダイ」です。
近海でとれるキンメダイは、市場では「地キンメ」と呼ばれ、鮮度もよく、漁法も釣りでとっているので、市場での評価も高い。
■旬
4月~6月(産卵期前)
■見極めのポイント
<丸(1匹)>
・赤が鮮やかなもの
・目がきれいなもの
<サク(切り身)>
・皮の色が赤くてきれいなもの
・身の色が透明感のあるピンク色のもの
・皮と身の間にうっすら白い脂があるもの
■おすすめの食べ方
『しゃぶしゃぶ』
“だし汁”にくぐらせることで、脂が適度に落ちるので、たくさん食べられる。
生で食べられるので、あまり加熱しすぎないほうがいい。
『刺身』
皮の下に脂があるので皮付きで刺身にする。皮を湯引きに。
『みそ漬け』
みそ・酒・みりんに一日漬けて焼く。
焼くと、身は締まるが、かたくならないので、お弁当におすすめ!
『頭の煮つけ』
丸(1匹)で買った場合、頭は煮つけにぴったり!
■キンメダイの紹介
豊洲水産市場 仲卸 岡田誠さん
「ことしの入荷は順調で、価格も安くなっています。旬のキンメダイ、ぜひ食べてみてください!」