ひるまえほっと

  • 2021年7月12日

おうちで手軽にヌン活

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おいしい紅茶とともにいただく、スコーンやサンドイッチにかわいいスイーツ。ぜいたくな時間を味わえるアフタヌーンティー。いまSNSを中心に「ヌン活」と呼ばれ、注目を集めています。  
コロナ禍でも楽しめるよう、個室でいただくアフタヌーンティーつきの宿泊プランや、テイクアウトの商品も続々と登場。この非日常の空間を自宅で!手軽にできるヌン活の楽しみ方をご紹介します。

ヌン活を楽しむ3ポイント

1.テーマを決める

テーマは「夏」

3段スタンドの代わりに、お家にあるお皿やちょっとしたアイテムをプラスすればかわいく見栄えがよくなる。そこでテーマを決めることでアイテムが絞りやすく、選ぶときも楽しい。

・高さを出して見栄えよく  
・皿を重ねてもOK  
・布やペーパーナプキンを使う  
・皿以外のアイテムを取り入れる(かごなど)  
・花や植物を飾る


2.おいしい紅茶とスコーンをそろえる  
【ティーバッグの紅茶のいれ方】

1.まずカップを温める。「湯通し」といってこのお湯は捨てる。  
POINT:紅茶をいれるお湯が冷めないようにするため。

2.沸騰したお湯を注ぐ。ティーバッグがお湯を吸うので、ほんの少し多めに入れる。  
POINT:一杯の目安160~170ml

3.ティーバッグを入れたら、ふたをして蒸らす。  
POINT:香りを逃さず、温度が下がらないようにするため。  
POINT:ストレートなら1分程。ミルクティーにする場合は2、3分が目安。

4.ふたをとり軽くティーバッグを泳がせ、静かに引き上げてできあがり。  
POINT:渋みが出るのを防ぐ。


【有田さんイチオシ!見た目涼やか “シャンパンティー”】

アフタヌーンティーでは、シャンパンではじめに乾杯することもあり、ノンアルコールのシャンパン風を紹介。使った茶葉は「ダージリン」で「紅茶のシャンパン」とも呼ばれている。香り高く、淡いグリーンがかっていておすすめ。

1.基本のホットティーより、2倍の濃さでいれたものを用意する。

2.そこに一杯あたり5gのグラニュー糖をとかしておく。

3.グラスにたっぷりの氷を入れる。  
POINT:グラスは細長いほうが仕上がりがきれいになる。

4.ホットティーを8分程注ぐ。

5.無糖の炭酸水を氷にあたるよう注いでできあがり。


3.マナーを覚える  
【基本のティーカップの持ち方】

・親指と人差し指でハンドル部分をつまむように持つ。  
※ハンドルに手は通さない。そこに中指を添えて安定させる。  
・ティーカップについてくるソーサー。テーブルの場合はソーサーを持ち上げないが、ソファーなどローテーブルに座って紅茶をいただく場合は、カップとソーサーを持つ。所作が美しくなる。

サクッと軽い♪スコーン&手作りジャム

【お手軽スコーン】  
(あっさり味の軽めな口当たりで、材料をそろえれば手順はとっても簡単!)

<材料>(8個分)  
・薄力粉 … 200g  
・ベーキングパウダー … 大さじ1  
・砂糖 … 40g  
・無塩バター … 100g  
・塩 … 少々  
・牛乳 … 70ml  
・強力粉(打ち粉用) … 分量外  
・クロテッドクリーム(おこのみで)

1.ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかけておく。

2.真ん中をくぼませて、1センチ角に切った無塩バターを入れる。  
POINT:冷たいバターを使うとサクッとした食感につながる。

3.続いて砂糖と塩を加え混ぜる。  
POINT:混ぜすぎるとバターが溶けて重たい仕上がりになるのでサッと切るように混ぜる。

4.冷たい牛乳を加え、ひとまとめにする。  
POINT:生クリームや卵を使わず、あっさり仕上げるのが真田流。

5.冷蔵庫で30分ねかせる。

6.ねかせた生地を取り出し2センチ程の厚さに伸ばし、型抜きで丸い形にする。  
※型抜きがない場合は、グラスなどで代用してもOK。

7.200度に予熱したオーブンに入れ、18分~20分程焼いて出来上がり。  
POINT:生地が膨らむので少し間隔をあけて並べる。


【お手軽ジャム】  
(焼いている間にジャムもつくっちゃいましょう!)

<材料>(つくりやすい分量)  
・ミックスベリー(冷凍) … 150g  
・砂糖 … 30g  
・レモン汁 … 大さじ1

1.鍋に冷凍のミックスベリーと砂糖を加え中火にかける。  
POINT:市販の冷凍のフルーツを使うこと。アクも少なく、思いついたときにサッと作ることができる。

2.レモン汁を加え砂糖が溶けて煮立ってきたら弱火にし、5分程煮詰め軽くとろみがついたら、できあがり。  
POINT:フレッシュ感を残しジューシーに。サクサクのスコーンを引き立てる。

そのほかのレシピ

【キューカンバーサンドイッチ】

<材料>(つくりやすい分量)  
・サンドイッチ用食パン … 3枚  
・バター … 適量  
・マヨネーズ … 適量  
・きゅうり … 2本  
・塩 … 少々  
・ピンクペッパー、お好みのハーブ (仕上げ用)… 適量

1.きゅうりはピーラーでスライスし、軽く塩をふる。

2.食パンにバターとマヨネーズを塗る。

3.ペーパータオルで水けを切ったきゅうりを(2)のパンに重ねるように並べる。

4.三等分にわけて、きゅうりやピンクペッパー、ハーブを飾る。

 

【ミニカップケーキ】

<材料>(8個分)  
・市販のカップケーキ … 8個

<デコレーションクリーム>  
・クリームチーズ … 100g  
・無塩バター … 20g  
・粉糖 … 20g  
・レモン汁 … 少々

1.やわらかくしたクリームチーズに粉糖を入れてハンドミキサーで混ぜる。

2.室温でやわらかくしたバターも加え、(1)に混ぜ、レモン汁を入れる。  
※ピンク色にする場合はクランベリーのパウダーを少量の水を入れ、混ぜてクリームに加える。

3.口金を入れた絞り袋にクリームを入れ、市販のカップケーキにデコレーションして出来上がり。


◆「ヌン活」紹介  
 
日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター  
有田由美夏さん

◆レシピ紹介  
 
日本紅茶協会認定ティーインストラクター兼洋菓子教室主宰  
真田由喜子さん

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