低気圧と寒気の影響で、千葉県内は8日明け方から昼前にかけて雪や雨が降り、北西部を中心に大雪となるおそれがあります。
通勤や通学の時間帯と重なるため、積雪や路面の凍結による交通への影響や転倒事故などに注意してください。
銚子地方気象台によりますと、8日、本州の南の海上を低気圧が発達しながら北東へ進むとともに、上空には寒気が流れ込むため、県内では明け方から雪や雨が降っています。
8日午前6時ごろ、新松戸駅前では大粒の雪が降って、シャーベット状になって積もっていました。
また、千葉市稲毛区では午前6時すぎ車にうっすらと雪が積もっていました。
千葉市中央区の千葉放送局前でも8日午前6時半ごろ、雪混じりの雨が降っていました。
雪は昼前にかけて降る見込みで、気温が下がる北西部などでは大雪となるおそれがあります。
7日18時~8日18時の24時間の降雪量は、いずれも多いところで、
▽北西部で5センチ
▽北東部・南部で3センチと予想されています。
県内の地域は、こちらの気象台が定める区分に沿ってお伝えしています。
雪が降る時間が通勤や通学の時間帯と重なるおそれがあります。
気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響などに注意するよう呼びかけています。また、歩行中の事故にも注意してください。
ことし2月の大雪では、積雪した階段で転倒したり、自転車で転倒したりするなど30人以上がけがをしました。
出かける際には滑りにくい靴を履いたうえで、手袋をするなどして両手を出して歩くようにしてください。歩くときは歩幅を小さく、ゆっくりと歩くようにしてください。
積雪したり凍結したりした場合、通常のタイヤで車を運転することは非常に危険です。
冬用タイヤやチェーンを装着したうえで、車間距離を取って運転しましょう。急発進や急ブレーキ、急ハンドルは冬用タイヤを装着していてもしないようにしてください。