あさイチが千葉県香取 秋の観光特集 テイさん（タイ出身）が紹介
- 2023年10月16日
みなさん、こんにチバ！NHK千葉のディレクター安住です。
「あさイチ」で地域の魅力を伝える「愛でたいnippon」では千葉を大特集。
江戸時代のような町並みが残る香取市佐原（さわら）地区で秋の旅行シーズンにオススメの場所をお伝えします。
10月19日（木）に放送した番組は、NHKプラスで放送後1週間まで見逃し配信をしています！（配信は10月26日（木） 午前9:54 までです）
千葉県香取市にある佐原地区とは？
佐原地区は江戸時代に利根川の水運で栄えた町。
“江戸まさり”ともいわれるほど繁栄を見せた商家や蔵が今も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、地域がまるごと文化財として保存されています。
町中に張り巡らされた運河を観光船で見ることもできます。
今回の旅の案内人は？
案内人はこのおふたり。
香取市商工観光課のテイさんとサムさん。テイさんはタイ、サムさんはニュージーランドの出身。外国人観光客にむけて地域の魅力を発信しています。
左）タイ出身 テイさん（ラタナウィモンチャイ チャヤンクン）
右）ニュージーランド出身 サムさん（サミュエル タクヤ ハナダ）
テイさんオススメのスポットは？
まずはテイさん、佐原地区の魅力は？？
東京から1時間半ほどの近さで、タイムスリップしたかのような雰囲気を味わえること。他の観光地との違いは、何と言っても建物のウラガワを見せていただけることです。
ウラガワとは…！？
はい、たとえば創業から219年になる雑貨屋さん。元は呉服店だった母屋のウラガワにある中庭を、お客さんが見学できるように無料で開放しているんです。
佐原では地域の商家や蔵に眠っていた家財道具や、歴史ある建物を無料で開放しているのだそうです。「佐原まちぐるみ博物館」という取り組みで、40の商家で行われています。
元は呉服店でいまは雑貨を扱うこのお店では、家族の憩いの場としたり、商売道具の虫干しを行ったりした中庭をお客さんの休憩スぺ―スとして開放しています。
トイレが文化財に！？
中庭には、明治時代に作られたというトイレも。こちらも貴重な文化財です。
東北地方の窯で作られた陶磁器とみられ、模様が入っていて素敵だと、フランスから撮影隊が来て雑誌用に写真を撮っていったとか。海外の方にも人気です。
テイさんオススメスポット、その2
テイさん、他にはどんなおすすめが？？
はい、文房具店で現在は和風のカフェとして営業しているお店。和風の建物を潜り抜けると、中庭におしゃれな洋館が見えるんです。
この白亜の洋館は大正時代に建てられたという建物で、現在はギャラリーとして貸し出しています。
中庭から見学するのも素敵ですが、カフェの中で、名物の甘味や抹茶をいただきながら、洋館を見られるのも魅力だそうです。
あさイチで紹介する千葉の魅力はまだまだあります！
「愛でたいnippon 世界がビックリ メイド・イン千葉」は、NHKプラスで放送後1週間まで見逃し配信をしています。
あさイチの詳しい情報は、こちらのホームページでご覧いただけます。
次回はニュージーランド出身のサムさんのおすすめを教えていただきます。
