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千葉・習志野 6月は谷津干潟に行こう!干潟に親しむ月間

  • 2022年06月03日
画像提供:谷津干潟自然観察センター

東京湾の奥、千葉県習志野市の街の中にある「谷津干潟」。渡り鳥たちの貴重な中継地になっていることから、1993年6月10日に、干潟としては国内で初めてラムサール条約に登録されました。登録日を記念して習志野市では「谷津干潟の日」を制定し、都市と自然との共生を目指した保全活動を行っています。
谷津干潟自然観察センター広報小山文子さんにお話を伺いました。

街の中の小さな干潟「谷津干潟」

谷津干潟は、東京の最奥部、埋め立て地に囲まれて残った広さ約40ヘクタールの干潟です。
周囲をマンションや道路に囲まれていますが、2つの水路で東京湾とつながり、潮の満ち引きに合わせて、⽔⿃をはじめ⾙やカニ、プランクトンなど多くの⽣きものが暮らしています。

干潮時(画像提供:谷津干潟自然観察センター)
満潮時(画像提供:谷津干潟自然観察センター)

春と秋には、たくさんの渡り鳥が立ち寄ります。
特に、シベリアやアラスカから、東南アジアやオーストラリアまで、最長12,000kmもの長距離を行き来するシギ・チドリ類にとって、渡りの途中の栄養補給と休息をとるための中継地点として重要な役割を果たしていることから、1993年6月10日に干潟としては国内で初めてラムサール条約に登録されました。

カニを食べるチョウシャクシギ
(画像提供:谷津干潟自然観察センター)
小山文子さん

「1年間に谷津干潟周辺で確認される野鳥の種類は、110種類以上!
渡りの途中に立ち寄る渡り鳥の他にも、谷津干潟で子育てをする夏鳥や越冬する冬鳥など、四季を通して多くの野鳥と出会えます」

初夏に観察できるカイツブリ
(画像提供:谷津干潟自然観察センター)
冬に観察できるヒドリガモ
(画像提供:谷津干潟自然観察センター)

干潟のためにできることを! 6月10日は「谷津干潟の日」

谷津干潟自然観察センターでは、ラムサール条約の登録日を記念して制定された「谷津干潟の日」がある6月の1ヶ月を”干潟の月間”として、干潟について学んだり、保全活動に参加したりできる企画をたくさん準備しています。地元の商店街と干潟を散策しながらスマートフォンでクイズに答え、スタンプを集めると景品をもらえるクイズラリーも始まりました。

スマートフォンでスタンプを集めるクイズラリー
(画像提供:谷津干潟自然観察センター)
谷津干潟の夕景
(画像提供:谷津干潟自然観察センター)
小山文子さん

「谷津干潟自然観察センターには、干潟の自然に詳しいレンジャーというスタッフがいて、間近に見られる干潟の生き物を案内して、皆さんの観察のお手伝いをしています。街の中の干潟が教えてくれることはたくさんあります。6月のイベントをきっかけに、ぜひ谷津干潟に足を運んでいただき、小さな命を育む干潟の魅力をひとりでも多くの人に感じてほしいなと思います」

小山さんは、首都圏ネットワーク「みんなのおかえり天気」のコーナーにも出演し、谷津干潟について紹介してくれました。6月のイベントや、保全活動などについての詳細は、谷津干潟自然観察センターのホームページでご確認ください。

習志野市谷津干潟自然観察センター
小山文子さん 旗本正巳さん
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